と思ったシリーズとは
普段日常で僕が気づいたことや、感じたことを
と思った。で締めくくる
短編集である。
ヘリコプターが飛び立つまでの操作動画を見た。
チェック項目が無数にあり、気象確認 安全確認など
で飛び立つまで十分以上かかってた。
タケコプターが、どんだけ優秀やねん、
と思った。
携帯電話ショップの前に、間違い探しの看板があった。
その前で、じっと間違い探しをしているおばさんが、
髪の毛を紫に染め、紫色のブラウスに紫色のスカート、紫色のサンダルを履いてた。
おばさんが色々間違っている、と思った。
ド平日に休みになった同僚Y君に電話してみた。
「今何やってるん?」
「リサイクルショップに来てます」
「なんか売るの?」
「いや、気づいたら来てました」
「えっ…」
Y君、無意識の内に、人生リサイクルしたかったのかな、と思った。
マインドコントロールとは、人の気持ちを読むことではなく、そのように仕向けるテクニックである。
マインドコントロールを使った犯罪は、過去にいくつもある。
このマインドコントロールの一番の基本テクニックは、ボディータッチ。
社長、事務員、ちょっと苦手な同僚、お世話になってる自動車整備工場の社長、その工場のスタッフ、積み込み先のリフトマン、等々。
僕、自然とボディータッチをしていた。
基本テクニックが身についてる僕って、犯罪者の素質アリかも、と思った。
1960年代、大阪市営地下鉄の切符売り場で、切符を代行販売して生計を立てている割烹着姿のおばちゃん、通称立ちんぼ。
改札の自動化により廃止になる。
その話し合いを行っている映像をテレビで見た。
「あと半年だけ続けたい」と主張するおばちゃんに
対し、議員が「それは無理です」と返した次の瞬間
ガッシャーン会議室のテーブルをひっくり返し
「われ、なめとんかー」とおばちゃんがブチ切れした。
おばちゃん、立ちんぼというより怒りんぼ、
と思った。
読者の皆様1週間お疲れ様でした。
今週も、沢山の方に読んでいただき、はてなスターや、ブックマークもありがとうございました。
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