Ｎ君38歳。
2ヶ月前に入社した運転手。
先日、初めて一緒に仕事だった。
Ｎ君の簡単なプロフィール。
プロボクサーを目指し上京。
プロライセンスを取得するも、試合で結果が出せず。プロボクサーを辞めて、地元愛知に戻る。
芸人になりたくて再び上京。
太田プロに所属。芸人学校で知り合った相方とコンビを組むが、
まったく売れず、、辞めて
今年3月に、地元にもどる。
そして、うちの会社に来たという。
そんなＮ君が荷卸し後、
「ともさんって Z社長とかＧさんと、同世代なんですか？」
「そやで、同世代っていうか、Z社長も、Ｇさんも、俺より一個下やで、」
「えーーー見えないですね、僕、年下と、思ってましたもん」
軽く おべんちゃらされた、、、
まぁ 気分は悪くない、笑
「いやいや、もう加齢臭 満載のジジイやから〜」
「マジっすか〜 その歳で、あんな動き、できないですよ〜」
また、おべんちゃらしてきた、、
全然、気分悪くないけど、、笑
「いやいや、俺、荷卸しはパッパッとやらな嫌やねん、ダラダラすると、よけしんどなるし、」
「なるほどー 分かります」
「それはそうと、なんか芸能ゴシップないの？？」
唐突に聞いてやった。
「そうですね、あ〜これどーしよかなー まぁ、あの、先輩から聞いた話なんですけど」
「うんうん」
「超人気有名アイドルグループ の 〇〇君」
「うんうん」
「その人、よく若手芸人と飲みに行ったりするんですよ」
「うん」
「僕の先輩も誘われて飲みに行った時、その〇〇君が酔っ払って、ええもん見したろか？と 」
「うんうん なんやろ？」
「そしたら、超人気有名アイドルグループの 〇〇子と、ごちょごちょしてる動画やったんですって」
「えーーー それは、ハメのどりかいな？」
「そーです、ハメのどりで、騎、じょーい です」
「えーーーまじか、それーーー！」
「マジらしいですよ、結構、アイドルの世界では多いらしいです、、」
「いや、それ、下から〇〇子やがなーー」
「上手い！まさにそれですーー笑」
元芸人にウケた。
めっちゃ気分いい。
Ｎ君に、芸人時代の仕事は、どんな感じなのかを、聞いてみた。
「正直、劇場の出番は、全くないし、たまにあるのは、VS嵐のリハーサルで、メンバー役としてのバイトぐらいです」
「え、凄いやん！どんなことするん？」
「嵐のメンバーの名札付けて、リハーサルを行うんです」
「へぇースゴーイ」
「確かに最初はスタジオ見れたり、有名人見れたり楽しいんですが、だんだん見慣れてくるんですよ」
「なるほどー」
「そして、ギャラが〇千円なんです」
「安っ」
「だから、バイトを急遽休んでまで行っても、採算合わんのです」
「それって、VS嵐のバイト、VS、Ｎ君やん」
「そうっすね、、」
全然ウケへんかった、、
おべんちゃら笑いもなかった、、
まぁ、おべんちゃらで笑わても嫌だ。
Ｎ君に、また芸人に戻るつもりないのか聞いてみた。
「いやもうね、地元で彼女見つけて、結婚して落ち着きたいです」
「そーなんや、でも運転手は出会いないでーー」
「ですよね」
「なんかSNSとか使ってみたら？」
「そう思って、最近始めたんですよ！マッチングアプリ」
「マッチングアプリ？なんなん それ無料？」
「最初は無料なんですけど、気に入った子を見つけて、その子に、いいねして、その子もいいね返してくれたら、その先は 有料になるんです」
「めちゃめちゃ怪しいやんけ！笑」
「ですね、でも素人もいっぱいいるんで、結構楽しめます」
「たまに、めちゃめちゃ歳上の人とか、おらん？」
「居ます居ますー 明らかに、おばちゃんとか、」
僕は、昨日ブログに書いた。
おばあちゃんと若者のエピソードをした。
「昨日な、コンビニ駐車場に止まってた車の車内をふと見たら、男女が寝ててん」
「はいはい」
「女性の方がな、フル白髪のおばあちゃんやねん、」
「はい、」
「でも運転席で寝てる男性が20代の若者やねん」
「えー」
「いや、どんな関係やねん」
「孫ちゃいます？」
「孫と車中泊するか？」
「しないですね」
「だから 今言うてた、マッチングアプリちゃうかー」
「えーーー」
「ほんで、その車がポルテやって、ポルテってイタリア語で扉っていう意味やねん」
「へぇー」
「新しい扉 開いたんちゃうかなー」
「あ〜そういことですかーーアハハハハ」
おもっきり、べんちゃら笑いされた、、笑
笑いの扉は簡単に開かんもんです。
さぁ明日ラスイチも安全運転で頑張ろっと。
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