トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

思い込みはあきません

 

土曜日帰社して、事務所で同僚と談笑していたら、そこにM氏が帰ってきた。

「お疲れ様です」

M氏は声が小さくて いつも元気がない。

僕はM氏に

「お疲れ様、えらい早かったな、」

と、言うと

「普通ですよ、なんか悪いんですか」

と、半ギレしながら言った。


僕は一瞬ワケわからず、えっ、えっ、なに、となった。

そばに居たZさんが僕より先にM氏に言った。


「なにキレてんねん」


「いや、なんか悪く言うから、」


そこで僕が、

「はぁ?普通に聞いただけやん」

少し強めに言うた。

続けて僕は

「何を怒ってんねん、気悪いわ〜」

M氏は黙っていた。

Zさんも、

「いや今の、M氏おかしいで、何を怒ることがあんねん」

M氏は黙っていた。

 

僕は事務所の雰囲気が悪くなるのも嫌なので、イラッとした気持ちを抑え

普通を装って、話を変えた。

 

まぁ、おそらく顔には出ていただろうけど。

 

その後、談笑も終わり事務所を出た直後、M氏が僕にこう言った。


「すんませんさっき、僕、持病の頭痛が始まっちゃって」


はぁ?頭痛が出たからイライラして、俺に当たってきたん?

って思いながらも


「そらヤバいやん、薬飲んだ?」


「いやまだです。飲みたくても話が長くて」


はぁ?事務所のトーク中でも薬は飲めるやろ??

って思いながらも


「そかそか、はよ飲みや、」と言った。

 


それから会社を出て帰路中

なんかこう気分が悶々として落ち着かない。

僕は見た目とは逆に、神経が細く心はガラスのハート、いや砂の器なのである。

 

そして2時間後


Zさんに電話した。

「もしもし、どうしました」

僕は適当に仕事の段取りを話しながら、

「いやM氏なんやねんあれ、」

と、言いたかったことを切り出した。

「あ〜あれはあかんっすね。なにを怒ってんねん。って思いましたもん」

「そやろー あれな頭痛のせいにしてたわ」

「いや頭痛があったら、その時言えばいいのに」

「そやろーあれは言い訳やで」

「でしょうね。なんかイライラしてたんでしょ」

「そやろな。でも、もしかしたら、俺に原因あったかもしれん」

「そうなんですか?」

「俺の言い方がキツい言い方やったかもしれんねん」

「そんな感じしなかったですけどね」

「まぁZさんは付き合い長いし、わからんかもやけど、俺が見下したようなキツい言い方してたかもやねん」


「あ〜あれね」


「あれね、って聞き捨てならんな(笑)」

 

Zさんに心境を話す。


最近ちょくちょく思う。
仲良くしている同僚達と、なんかこうギクシャクしている感じがする。
同僚Y君も含めだ。

みんながイライラしているのか、なんか怒っているような、
噛み合わない感じがする。


しかし、この感じ、


原因は、全て自分にあるのだ。

自分自身が勝手な思い込みでイライラしていたりするのが大半なのだ。

周りは何も変わっていないのに、

自分自身がイライラしているだけなのに。


するとZさんは


「ともさん、思い込みしすぎる時ありますもんね。前も勝手な思い込みありましたもん」

「そやろ、ほんまもう、すぐ思いこむねんな。女々しいわ」

「いやでも、気持ち分かりますよ」


「ありがとう。ごめん変な時間電話して、言いたかったのは このことやねん」

「着信もらった時に、そういう件やろなぁ。って察してましたよ」

「さすが付き合い長いだけあるわ。ありがとう」


と、電話を切りました。


Zさんありがとう。悶々としていた心が軽くなったわ。

 

同僚や仲間と、なんかギクシャクしたなって感じるときの大半は、

自分自身に原因があると思います。

自身が明るく元気にいつものように振る舞えば、周りも変わります。


思い込みはあかんな!と思った1日でした。

 

 


先日、仕事帰りにコンビニでコーヒーを買って、車内で飲んでいました。

疲れたのでシートを倒し、行儀悪いですが、ハンドルに片足を乗せリラックスしていたら、

「コンコンコン」突然ドアをノックされ、パッと見たら警察官2人組でした。


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「えっ、なになになに?」

「いや、足しか見えなかったので、大丈夫かなと思いまして」

「いやいや大丈夫です。疲れてイス倒して休んでただけですが」


「すんません。ちょっと車内を見せてもらっていいですか?」


「は?いや全然ええけど、なんもないで!」


「すみません。仕事帰りなのに」

「ええけど、僕、あやしい?笑」

「いやいや、皆さんに聞いて回ってるんですよ」


「なんか薬やってるように見えます?」

「いやいやそういうわけじゃないです」


そういうわけやろ!(笑)


「これ、中身見ていいですか?」

ポーチを手に取り聞いてきた。

「どうぞどうぞ」

そのポーチ、じつは薬が入っていた。


「それね、白い粉末の薬入ってますよ」

「えっ、」

「喘息の」

「そっちのね(笑)」


ひと通り見て警察官が言う。


「ご協力ありがとうございました」

 

そのあと、怪しい何台かの車には目もくれず、パトカーでコンビニを去っていった。


警察官2人組

思い込みはあきません。(笑)

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。


さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。