トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

のっぴきならないことが…


皆さんこんばんは。
5日間ほどブログお休みしてました。

楽しみにして頂いてるのに
申し訳ありません。

えっ?してない?‪笑


いやいや、ちょっとのっぴきならないことがありましてブログどころではなかったんです。


ちょっとお話が長くなりますが、

 

9月2日。
なんかこう息苦しい時がありまして

僕は23歳の時から気管支喘息を患ってるので

長年吸入ステロイドを使って、喘息をコントロールしてきたのですが、


そんな喘息ベテランの僕がコントロール出来なくて息苦しくなるんですよ。


咳も出るし、たまに微熱もあったので、
これはやばいかな、と思い病院に行くことにしました。


たまたま仕事も休みだったので、ネットで近くの呼吸器内科を検索。


しかし木曜日だったので、近所のクリニックが軒並み休みなんです。


タイミング悪いなぁと思いながら調べていると、午前診だけ開いているクリニックが見つかりました。


早速向かいました。


「初診なんですけど」

「どうされました?」

「ちょっと喘息が悪化したのか、息苦しい時がありまして」

「分かりました。待合室でお待ちください」


問診票を記入してしばらく待ちます。


僕が1番心配しているのは、母親が肺がんだったので、もしかしたら自分も…


フェイスカバーにマスクをがっちり付けた先生が登場し診察が始まりした。


物腰柔らかい先生に僕は色々症状を説明しました。

「喘息が悪化しているようですね。飲み薬を足しておきましょう」

と言われ診察が終わりかけたので

「すんません。肺がんとかになってませんかね?」

「肺がんではないですよ。心配ならレントゲン撮りますか?」

「はい、是非撮ってください」


レントゲン撮影後


「あ〜これね」

「えっ、はい。」

「肺炎になってますね」

「えーーーっ 肺炎ですか」

「ここに白い影あるでしょ。 これ肺炎起こしてますね」

「それってまさか…」

「ちょっとこのご時世なんでPCR検査しといたほうがいいですね」


「はい… でも先生。コロナじゃない肺炎もありますよね?」


「もちろんありますよ」


フル装備で防護している看護師に、血液採取された後、蓋付きの細い試験管みたいなものに

唾液を入れてくださいと言われた。


しかも自分の車の中でと。


後で看護師が車まで取りに来てくれるとのこと。


処方箋の薬も車まで持ってきてくれました。


コロナの疑いが出たので「お前は車から出るなよ」ってことです。

 

PCRの検査結果は、
翌日クリニックから電話連絡があるとのこと。

 

いやいやいや、

それまでの間。気持ちをどのように保てばいいんや……

とりあえず、翌日仕事があるけど、これは休まないとあかん!

だってもし陽性なら、自分が撒き散らしてまう……


会社に連絡。


僕の仕事は同僚達がカバーしてくれるので休めることになった。


直接迷惑がかかる同僚3人に電話した。


Y君
「もし陽性だったら重症化しなかったらいいんですけどね……移したどうのこうのより それが1番心配ですね…」

Zさん
「大丈夫ですよ。仕事のことは何も心配されないで、ゆっくり休んでください。陽性だったら またその時考えましょ」

Gさん
「絶対大丈夫ですよ。 かかってないでしょ。でももし陽性でも、従業員全員1回はかかっていきますよ。こんなに毎日感染者がいるんやから」

 

3人とも、めっちゃ優しいんです。


Y君なんか、濃厚接触者の可能性があるのに、そんなこと微塵も言わず。重症化しないことを心配してくれてました。

 


次の日

クリニックから連絡あるまで

気持ちが落ち着かない。

元社長N氏からも電話がありました。


「具合どうや? 熱とかあるんか?」


「息苦しさはちょっとマシです。熱も36.8℃です」

「そっか、大丈夫や!そんな熱ないならコロナちゃうわ」

「はい、そうだといいんですけど…」

 

 

僕は不安でたまらなかった。

こんな時、気持ちが負けてはダメだ。

神は乗り越えられない試練は与えない!

なんとかなる!負けるな自分!


と思う一方で。


コロナが陽性で重症化していき、人生終わってしまうのかなという不安の波も押し寄せてくる。

 

ここで僕は2つの気持ちを持つことにした。


1つは

絶対に負けない!なんとかなる!
コロナがなんぼのもんじゃい!かかってこい!

という立ち向かう強い気持ちと。


もう1つは

自分の人生。色々やってきて楽しかったな。人は遅かれ早かれ死んでいく生き物。 それが少し早いだけ。あの世でオトンおかんに会えたら良いな。


っていう覚悟を決めた気持ち。

 

この
立ち向かう気持ちと
覚悟を決めた気持ち


この2つの気持ちを武器に


僕はクリニックから検査結果連絡を待った。

 

東京パラリンピックを見ていた。

全盲で走っている選手を見て、僕はめっちゃ勇気をもらった。

目が見えないなんて、ずっと闇ですよ。

なのに皆さんは前を向いてあんなに走れるなんて。

ほんま素晴らしいです!

勇気と感動をもらいました!


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そして16時10分クリニックから電話が入った。


「昨日の検査結果ですが…」


「はい……」

 

 

 

 

「陰性でした!!コロナでは無かったですね」

 

「ほんまっすか、やったぁぁぁ」

 

コロナじゃなく、ただの肺炎でした。

 


良かったぁぁぁ。

マジで良かったぁぁぁ。

 

早速会社に連絡。

元社長N氏が

「なっ、大丈夫やったやろ 僕の言うたとおりやろ」

「はい、N氏が仰ったとおりでした。良かったです」


「んじゃ明日はG君の横乗りから仕事復帰しよか」

 

「はい、わかりましたぁ」

 


って……

 


僕、コロナじゃなくても

 


肺炎なんですけど…


息が100パーセント吸えてないんですけど…

 

しかも今週バリバリハードなスケジュールやし。


そんなもん

 

ミラのノンターボで峠攻めるみたいなもんやん!

 

鉄下駄履いてフルマラソン走るみたいなもんやん!

 

ゴムボートで太平洋横断するみたいな


もんやんけーー笑


N氏、鬼か…

 

 


今回のことで、
あらためて感染対策をしっかりと見直し
ワクチンも早く打とうと思いました。

 


読者の皆さま、くれぐれもお気を付けください。


今週はブログが飛び飛びになるかもですがご了承くださいませ。

 


さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。