トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

京都➡️六本木🚚ジジイとツーマン前編

新東名、森掛川パーキング到着。

 


ジジイ(元社長N氏74歳)と運転交代。

 


僕は代わりたくなかったのだが

法律上、運転手は交代しなければならないのだ。

 


5月9日東京都内、六本木にある某ピザ屋さんの改装工事に伴う、荷物を引取りに向かっている。

 

 

 

掛川を出発。

f:id:tomoblogkun:20220510191136j:image


「あれ、あれ、これ5速、6速入らへんやん」

 


ジジイが慌てる、、

 


んなわけない!今までずっと入ってたし!

 


「えっ、そんなことないでしょ」

 


「今、なん速や?」

 


いやいや、こっちから分かるかー

 


ウォンウォンウォンウォン、

 


エンジンが唸る、、

 


ちょ、高速上やぞ、危ない危ない、、

 


ジジイ何やっとんねん!

 

 

 

スピードメーターを見たら100km出ている

 


「もう6速に入ってますよ」

 


「えっ、ほんまか」

 


「だって、100出てますよ」

 


「ほんまや」

 


おそらく、ジジイは力が入りすぎてシフトノブを倒しすぎ、ギヤが入らなかったと思われる。

 


「ちょっと力が入ってギヤが入りにくかったんでしょうね」

 


「そうかもな、緊張してるんやわ、ともさんに見られて笑」

 


「いやいやよー言いますわ、大ベテランなのに、、優しく扱ってください、女性と同じように笑」

 


「あはははは」

 


我ながらオヤジ臭いことを言ってしまったが、ウケたしまぁええか。笑

 

 

 

 


海老名サービスエリア到着。

f:id:tomoblogkun:20220510191247j:image


ここで昼食。

 


2階のフードコートへ。

 


そば、うどん、海鮮丼、カレー、ラーメン、   はい悩む〜〜〜

 


「ともさんは何を食べますか?」

 


ジジイが聞いてきた。

 


「そうですね、仕事前にガッツリはしんどいし、、僕オムライスにします」

 


「じゃあ、それ僕も」

 


ジジイと2人で

『ふわとろオムライス』を頼んだ。

 


フードコートなので

 


呼び出しベルをそれぞれもらった。

 


とりあえず水を入れて座席を確保。

 


「ピピピ」ジジイのベルが先に鳴った。

 


「ベル貸して、一緒にもらってくるわ」

 


「いや、僕も行きますよ」

 

 

 

ていうか、僕のベルはまだ鳴ってない、なんで行かなあかんねん??

 

 

 

案の定、ジジイのだけが出来てる

 


そらそうやわ、何故なら僕のベルは鳴ってないのだから。

出来たら呼ぶ、その為のベルなのだから。

 


ジジイ、自分のふわとろオムライスだけを持って席へ戻る。

 


僕のはまだだ。

 


店の前でベルを持って待つ僕…

 


店員もチラチラ見てる。

 


いや、これベルいる?笑

 


店員に絶対思われている。

 


こいつどんだけはよ食いたいねん!と笑

 


ていうか、なんでそもそも僕がここでまたなあかんねん、せっかちなジジイのせいやんけ。

 


なんて思ってたら、

 


ジジイが僕のとこにやってきた。

 


「まだか?」

 


え、ジジイまさか食べずに待ってるん?

 


「まだですね、先食べといてくださいね」

 


「ピピピ」あ、鳴った鳴った。

 


僕の ふわとろオムライスが出来た。

 


席に戻る。

 

 

 

ジジイのふわとろオムライスを見たら

 

 

 

半分くらい食べてあった。

 

 

 

食うてるんかーい!笑

 

 

 

ほな、なんでわざわざ様子見に来たんや

 


じっとして食うとよけ!笑

 

 

 

ほんま、ちょいちょいせっかちな所が

 


イラつくわーー笑

 

 

 

久しぶりに食べたオムライスは

 


ガチガチ頭のジジイとは真逆の

 


ふわふわトロトロで

f:id:tomoblogkun:20220510191233j:image

 

 

めっちゃ美味しかったぁ♡

 

 

 

後編へ。

 

 

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。