NHKの『ダーウィンが来た』っていう番組をよく見てるんですが、
前回の、
『セッカ』っていう鳥の生態が凄かったです。
まずこの鳥(オス)、何が凄いって、鳥なのに裁縫ができるんですよ!
裁縫ですよ!僕でもできないのに笑
くちばしで葉に穴を開け、糸を通し、もう1枚の葉と縫い合わせるんです。
しかも、ちゃんと玉止めまでするんです!
糸は蜘蛛の糸を使います。それも蜘蛛の巣の糸をではなく、蜘蛛が産卵する時に出す、丈夫で扱いやすい糸を使います。
蜘蛛からしたら大迷惑ですけど。
そして立派な巣を作ります。
巣ができるとメスを探しに行きます。
「ちょ、俺の家見に来ない?」
「うん、見に行く」
的な会話が成立すると、メスが巣を見に来ます。
「素敵な家ね、気に入ったわ」
ってなると、カップル成立です。
そして、今度はメスが植物の綿などで内装を仕上げていきます。
外装はオス、内装はメスの担当。
こうして愛の巣が完成すると、
2羽は結婚。
子供ができます。
素の中には6羽の雛が誕生。
ここからの育児担当はメスのみです‼️
1日に何十匹もの虫を雛に与えなければいけません。
メスは1日中、餌取りに追われます。
賢いのは、
天敵などに、気づかれないように、餌を与える時、雛は一切鳴きません。
それでも天敵マムシに気づかれてしまいます。
マムシは匂いで気づきます。
巣を見つけたマムシは雛達を襲います。
母親のメスは抵抗しますが、敵いません、、
その時、オスは何をしているんだ?
なんと、オスは
ナンパをしに行ってたのです‼️
えっ、、、
意味わからん。。
と、思うでしょ。
じつは
セッカの子孫が繁栄されるのは3%ほどなんです。
ほとんどが天敵にやられてしまいます。
なのでオスは、子供を作ると、
家を出て、また新しい家を作りに行くのです。
調査では、繁殖時の期間中で
20個の家を作ります。そして家ができると、新しい嫁を探すのです。
なんて、羨ましいんだ‼️と思った
殿方もいらっしゃるでしょうが、
セッカの場合、何個も家は建てなあかんし、、何羽ものメスを相手にしなければなりません。
人間なら大変ですよ!
お金はめっちゃいるし!
赤マムシ何本も飲まなあきません。笑
そこに愛はあるのかい?
愛より子孫繁栄することが大事なんでしょうね。
でも1番可哀想なのは?
天敵に襲われた雛?
何個も巣を作らなければならないオス?
ちゃうちゃう。
1番最初に嫁になったメスですよ。
一生懸命、子育てしてきたのに
子供を失い。旦那は違う嫁探しに…
このメスが1番可哀想やん。
と、思いきや、
もっと可哀想なのは、
何個も巣を作ったのに、一切メスに相手にされない、モテないオスかもしれません。
売れない巣は
閑古鳥が鳴いてることでしょう。
さぁ明日は休み
久しぶりに温泉でも行こかな。