トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

裁縫ができる鳥の生態

 


NHKの『ダーウィンが来た』っていう番組をよく見てるんですが、

 


前回の、

 


『セッカ』っていう鳥の生態が凄かったです。

 


まずこの鳥(オス)、何が凄いって、鳥なのに裁縫ができるんですよ!

f:id:tomoblogkun:20220520191653j:image


裁縫ですよ!僕でもできないのに笑

 


くちばしで葉に穴を開け、糸を通し、もう1枚の葉と縫い合わせるんです。

 


しかも、ちゃんと玉止めまでするんです!

 


糸は蜘蛛の糸を使います。それも蜘蛛の巣の糸をではなく、蜘蛛が産卵する時に出す、丈夫で扱いやすい糸を使います。

 


蜘蛛からしたら大迷惑ですけど。

 

 

 

そして立派な巣を作ります。

 


巣ができるとメスを探しに行きます。

 


「ちょ、俺の家見に来ない?」

 


「うん、見に行く」

 


的な会話が成立すると、メスが巣を見に来ます。

 


「素敵な家ね、気に入ったわ」

 


ってなると、カップル成立です。

 


そして、今度はメスが植物の綿などで内装を仕上げていきます。

 


外装はオス、内装はメスの担当。

 


こうして愛の巣が完成すると、

 


2羽は結婚。

 


子供ができます。

 


素の中には6羽の雛が誕生。

 


ここからの育児担当はメスのみです‼️

 


1日に何十匹もの虫を雛に与えなければいけません。

 


メスは1日中、餌取りに追われます。

 


賢いのは、

天敵などに、気づかれないように、餌を与える時、雛は一切鳴きません。

 


それでも天敵マムシに気づかれてしまいます。

 


マムシは匂いで気づきます。

 


巣を見つけたマムシは雛達を襲います。

 


母親のメスは抵抗しますが、敵いません、、

 


その時、オスは何をしているんだ?

 

 

 

なんと、オスは

 


ナンパをしに行ってたのです‼️

 


えっ、、、

 


意味わからん。。

 


と、思うでしょ。

 


じつは

 


セッカの子孫が繁栄されるのは3%ほどなんです。

 


ほとんどが天敵にやられてしまいます。

 


なのでオスは、子供を作ると、

 


家を出て、また新しい家を作りに行くのです。

 


調査では、繁殖時の期間中で

 


20個の家を作ります。そして家ができると、新しい嫁を探すのです。

 

 

なんて、羨ましいんだ‼️と思った

 


殿方もいらっしゃるでしょうが、

 


セッカの場合、何個も家は建てなあかんし、、何羽ものメスを相手にしなければなりません。

 

人間なら大変ですよ!

お金はめっちゃいるし!

マムシ何本も飲まなあきません。笑

 

 

そこに愛はあるのかい?

 

 

愛より子孫繁栄することが大事なんでしょうね。

 

 

でも1番可哀想なのは?


天敵に襲われた雛?


何個も巣を作らなければならないオス?

 

 

ちゃうちゃう。

 

 

 

1番最初に嫁になったメスですよ。

 


一生懸命、子育てしてきたのに

 


子供を失い。旦那は違う嫁探しに…

 


このメスが1番可哀想やん。

 

 

 

と、思いきや、

 


もっと可哀想なのは、

 


何個も巣を作ったのに、一切メスに相手にされない、モテないオスかもしれません。

 


売れない巣は

 


閑古鳥が鳴いてることでしょう。

 

 

 

 

 


さぁ明日は休み

久しぶりに温泉でも行こかな。