トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

恋の直球を投げれるのか…(入院29日目)

おはようございます☀️

8月20日の入院日記。

入院27日目 術後25日目

 

♦リハビリK村君が彼女と付き合うまで馴れ初め

 

「僕ね、告白だけは、ほんま勇気出しましたよ」

「そやなぁ、スーパー奥手人間なのに、よう告白できたなぁ」

「でしょう。」

 

って話をしたことがある。

 

しかし、リハビリ担当でT嶋さんという女性が居て、このT嶋さんが、K村君と彼女Aさんの間を取り持った愛のキューピット的な役割をしていたのだ。

 

T嶋さんに話を聞くと。

Aさんに一目惚れだったK村君は、本人に好きという告白は、とうていできず。

T嶋さんに相談していたという。

T嶋さんは、AさんにはK村君が好意を持っていることは伝えていた。

その時、Aさんの反応も好印象だったという。

 

あとはK村君が告白してくれるのを待つ感じになっていた。

 

T嶋さんは、K村君に「Aさんを食事に誘って、告白してくださいね」とアドバイス

 

しかし、K村君は、何回かの食事の場を、

すべて告白できず、ただただ飯食うただけに

終わっていたという。

 

そして、今日こそは言うぞ!という日。

 

仕事帰りにAさんと食事に。

 

話は色々するが、告白できず…

 

食後の散歩もでも、告白できず…

 

いよいよ、バス停に送る時間になる。

 

しかし、まだ告白できず…

 

バス停に到着。

 

まだ告白できず…

 

そのうち、Aさんが乗るバスがファンファンとクラクションを鳴らしてやってきた。

 

やばい、、

 

K村君、意をけして告白する

 

「あの〜Aさんのこと好きやねん、付き合ってくれませんか」

 

「はい、良いですよ」

 

バス停にバスが到着。

 

「ありがとう、んじゃまたね」

「はい、またね」

 

ブーン。Aさんを乗せたバスは去った。

 

それから、K村君は、もう嬉しくて嬉しくて

にやけが止まらなったそうです。

 

 

いやいや、ていうか、K村君よ、

バス来る、ギリギリやん‼️笑

 

勇気出しましたとか、言うてるけど、

T嶋さんに、だいぶお膳立てしてもらってるやん。笑

 

ゴール前にボールを持ってきてもらって、

ちょこんとシュートしただけやん。笑

 

まぁ、それにしても勇気は出したかもね。

 

 

話は変わりますがK村君と高校野球の話になり、

僕が最近読んだ野球漫画に「ツーシーム」という変化球が描かれていて、それってどんな球なん?と、野球好きのK村君に聞くと。

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「ほぼ真っ直ぐな球が、バットに当たる瞬間にキュッと曲がる球です」と。

 

いや、それもう魔球やん。

 

「K村君は変化球を投げたらあかんで、彼女に」

「そうですよね」

「君の場合は、とにかくド直球でいかな」

「はい、ド直球」

「今はまだ、彼女にボール届いてないから。笑」

「はい、確かに。笑」

「ていうか、そもそも投げてないもんな。笑」

「ですよね。笑」

「まぁ焦らずいこ。」

「はい。」

 

彼の進展と僕のリハビリは

『焦らずいこ』という同じコンセプトです。

 

さぁ歩けるようになるまで頑張るぞぉ。