先日、帰社したら同僚Gさんが
「携帯がないんですよ」
と嘆いている。
*写真はイメージ
そらそうだ。きょうび携帯ないとか、死んだも同然。
僕も悲しいかな携帯ないと生きていけない。
「掛けてみるわ」
「はい、お願いします」
Gさんの携帯に電話をかけてみた。
「おかけになった電話番号は電波の届かない所にあるか電源が入っていない為繋がりません」
だった。
トラックの車内、マイカーの車内、デスク、とにかくGさんが行動した箇所
を全て探すが、全く出てこない…
どこに行ったんや?Gさんのスマホ。
思い出す。何年か前に同僚Y君のスマホが無くなり、1日かけて大捜索をして見つけ出したあの日のことを。
あの日は色んなドラマがあって、
映画化できるんちゃうか?ぐらいの
1日だった。
またゆっくり書き起こしたいなって思ってます。
話はそれたが、とりあえずGさんのスマホを探す。
日が暮れて真っ暗になってきた。
懐中電灯を🔦照らしトラックの車内やGさんのマイカーをもう一度探してみる。
と、その時、
M氏が
「ありましたよ。めちゃくちゃ冷たくなって」
えっ、どこにあった????
「冷蔵庫に入ってました」
えっーーーーーーーーー⁉️
どういうこと❓❓❓❓
M氏が何気に開けた冷蔵庫に
なんとGさんのスマホがあったという。
「Gさん覚えてないの?」
「いや、全く覚えないです」
「ちょ、怖いで」
「僕も怖いです」
やわな。笑
本人が全く記憶にないのに
自分のスマホが冷蔵庫に入っていたわけやもんな。
そんなイリュージョン聞いたことないわな。
てかGさん、なんで冷蔵庫に入れたんやろ?
目薬かチョコレートやったらわかるけどスマホやで。
でもまぁ1番びっくりしてんのは、
ご主人様に冷蔵庫に入れられたスマホやろうけどな。笑
普段はギュッと手に握られて温かいのに、急に冷蔵庫に放り込まれるなんて、雪山で捨てられたんと一緒やで。笑
「えっ、えっ、ご主人様、ここはどこですか?寒い寒い寒い、暗い暗い暗い、、意識がなくなってきた……シャットダウン……」 やで。笑
にしてもGさんは運行管理者で配車もするし頭の回転も早いのに、
そんな彼が、なんでスマホを冷蔵庫に入れ、そしてその記憶がなかったのか、
彼に事務所でのジジババに対するストレスがピークに達してる可能性も否めない…
過度のストレスがかかったら優秀な人間でもバグるのかもしれない。
僕はM氏に
「そろそろ、白状したら?ドッキリやったって」と振ってみた。
「えっ私が冷蔵庫に隠してですか」
「そそ」
「いやいやそんなことしても私なんのメリットないですよ」
いやわかっとる!冗談や!ボケや!
ガチで返すな!
M氏は愛知県出身なんで、ときおり関西のノリが通用しない。
「ていうかGさん、マジで記憶になく携帯を冷蔵庫に入れてまうなんて怖いよな」
「はい、でも僕ね……」
と、まさかの告白があった。
Gさん、寝てる時に突然起きて、キッチンへ行き、天ぷら油をコップに入れて飲もうとしたそうな。
幸い奥さんに止められセーフ。
他にも、寝てる時に突然起きて、小窓から無理くり外に出て、ベランダに顔面をぶつけて、口が血だらけになり、そのまま、また布団に戻り寝てたという。
いやいやGさん、
あんた、めちゃめちゃ節あるがな。笑
無意識で冷蔵庫にスマホ入れてても
おかしくないぐらい節あるがな。笑
帰宅してテレビを付けたら
「世にも奇妙な物語」がやってたが、
こっちの方がよっぽど、
世にも奇妙な物語でしたわ。笑
さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。