とある日の
同僚Gさんとの会話。
「歯が痛くなって、歯医者に行ったんですよ」
「うんうん」
「そしたら麻酔が全然効かなくて」
「あらま、」
「結局、8回打たれたんですよ」
「ええええー!」
「それでも、痛くて、左手上げて知らせたら、医者に、ちょっと我慢してね、って言われて強引に削られました」
「8回でも効いてないやん」
「僕ね、麻酔が効きにくいんですよ」
「いやいや、8回やで、そんなもん顔面麻痺しとるで。笑」
「ですよね」
「3日ぐらい、口開いたままやわ。笑」
「多分ね、全身麻酔したことあるからかもですわ」
「ええ、そうなん?俺もあんで、人工股関節入れる手術で」
「だから、ともさんもやばいですよ」
「マジか……」
全身麻酔の経験者は局所麻酔が効きにくいという
根拠何?っていうGさんの論に、やたらビビった。
ていうか、8回打っても効かないなんて、
麻酔というより未遂やん。
「それはそうと、俺も、いよいよやわ、」
「どうしたんですか?」
「いぼ痔になってもうた」
「ええええ、やばいっすやん」
「それも、なかなかデカいねん」
「そうなんですか」
「そうそう、18歳ぐらいの子に急にお父さんって言われたようなもんやんで!認知はせん!って感じ笑」
「あはははは」
「でも、この子と一緒に生きていかなあかんねんなぁ…」
「早く切った方がいいですよ!うちの嫁も、痔って言われて、それも小さい痔が集まって、大きい1つの痔になったみたいで。笑」
「スライムが集まってキングスライムに、なったみたいな。笑」
「あはははは」
「んで、奥さんは切ったん?」
「いや、まだ切ってないと思います」
ネットで調べたら、いぼ痔の方で、手術する人って全体の2割ほどらしい。
8割の人は、塗り薬や飲み薬で様子みながら、
痔と共に生きていると。
だって、肛門科なんて、、
抵抗ありまくりやもん…
勇気いるもん…
もし
切ることになって、麻酔が効かなかったら…
怖っ、、、
僕、この18歳の、いぼ痔と
一緒に生きていくことを
ケツ意しました。笑
さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。