ガタガタ、シュウン、ピピピ - トラック運転手ともさんの日常

先日、お昼休みに会社の詰所で休憩していたら、

同僚Ｇさんの携帯が鳴った。

「もしもし？お疲れ様、ん？えっ」

話しぶりから電話の相手は運転手。

「えええ、そうなん、ちょっと待って代わるわ」

僕が応対することに。

「うんうん、それで…………」

結果をいうと。
同僚Aさんのトラックが高速道路を走行中、エンジントラブルで止まった。
再度エンジンをかけ直し、なんとか最寄りインターを出た所まで行けた。
それ以上は自走不可ということで、
近くの修理工場へのレッカー移動となった。

故障はおそらく噴射ポンプ系のトラブル。
年式に走行距離を考えたら有り得るトラブルである。

幸い事故もなく、修理の流れにもっていけてよかった。

しかし、

トラブル時、同僚Aさん53歳との電話でのやりとり。

「今ね、なんかエンジンがスゥンとなって吹けないさ」
「えっ？」
「走っとったらガタガタっつって、シュウンってなって」

「う、うん、それで今はどんな状況？てか何処？」

「名神、彦根の手前さ」

「路肩に止まってるの？」

「そそ、路肩で止まってる、なんか警告も出てて、なんかエンジンSYS」

「エンジンSYS？って表示？エンジンシステムやろな、てかエンジンはかかる？」

「待って、やってみる、ダメだ吹けない」

「吹けない？かからないってこと？」

「いやかかった、でもガタガタってなってピピピーって鳴ってる」

etc……

このようなやり取り。

Aさん、

全然状況わからん！笑

ガタガタとか、シュウンとか、ピピピとか、擬音多すぎーーー笑

小学生か！笑

エンジンも状況説明もガタガタやん。笑

語彙力高めましょ。

この話を同僚Ｙ君に話したら、
Ｙ君もAさんから話を聞いていたらしく、
「全く同じ説明でした」と。笑

ていうか、

偉そうに言うてる僕も、

何年か前、国道を走っていたら、2トン車に追い抜かれた。
追い抜きざまに、2トン車が空き缶を踏んで跳ね上げた。
その空き缶が僕のトラックの後輪ダブルタイヤの間に挟まってパンクしたトラブルがあった。

この時、元社長N氏に電話で状況説明したら、

「話が長すぎて、何が言いたいか、わからん！！」

って言われたことがある。笑

僕はグダグダ説明が長い節がある。

どんな時でも簡潔に
「いつ（When）」
「どこで（Where）」
「誰が・誰に（Who）」
「何を（What）」
「なぜ（Why）」
「どのように（How）」

５W１Ｈを心がけたいものである。

さぁ今週も安全運転で頑張ろっと。