僕の肺年齢は… - トラック運転手ともさんの日常

昨日は、いつもの呼吸器で診察でした。

「調子はどうですか？」

「安定しててめちゃくちゃいい感じですよ」

「それは良かったですね」

「でも、先生一つだけ気になることがあるんです」

「どうされました？」

「処方された吸入ステロイドを吸っていると、声が枯れるんです」

「あ〜なるほど何か声を出す仕事をされてますか？」

「仕事では支障ないですけど、僕、歌うのが好きで歌えないんですよ」

「なるほどねー、かすれますか？」
「はい、高音が出せないです」
「今治療されてる吸入ステロイドはドライパウダータイプなので、どうしても声帯には影響しますかね」
「うがいはしてるんですけどね」
「エアゾール式のステロイドもあるので、そちらに1回変えてみますか？」
「それだと枯れませんかね？」
「ガスなので声帯の影響がいくらかマシと思います」
「じゃあ、それお願いします」

ということで僕は吸入ステロイドの種類をドライパウダー式からエアゾール式のものに変えてもらうことになった。

結果から言うと、昨日の夜使用して
今朝、めっちゃ声枯れてた…
しかも若干息苦しい…
なんやねん、
結局、薬を戻した。

薬代無駄になった…

話を診察の続きに戻します。

「ご自分の肺活量とかご存じですか？」
「いや、わからないです」
「今まで測定されたことはあります？」
「喘息発症して20年ぐらいになりますけど、1回もやったことないです」
「じゃあ、1回測定してみましょうか、今後の治療の参考にもなりますし」
「はい、じゃあお願いします」

またなんか検査代取られそうやなぁ…
別に知らんくてもええねんけどなぁ…

別室で看護師が手順を説明。

検査は2種類あります。
まず洗濯バサミで鼻を摘まれます。
「痛い痛い痛い痛い、えっシンクロナイズド？」

第1の検査
測定器についたホースに口をつけて最初は普通に呼吸をし、その後ゆっくり吸いこめる所まで吸い込む、そして吐けるとこまで吐く。

「はーい、最初は普通に呼吸してください」
声を出せないので頷く。

「はーい、ゆっくり吸い込んでえ〜いっぱいまで吸い込んだらゆっくり吐いてくださーい」

思ってる以上に吸えないし、吐けない。

第2のテスト

今度は思いっきり息を吸った後、目いっぱいの力で吐き出すというテストである

「はーい、思いっきり吸ってくださーい」
「スゥゥゥ〜〜」

「勢いよく吐いてください」

「フゥゥゥ〜〜〜〜〜〜」

結果は？

先生が検査結果報告書を見ながら話す。

「肺活量は身長、体重からの一般的な数値よりも良い数値ですね」

「それって、肺活量は問題ないってことですか？」

「そうですねぇ、良い方ですね」

「やった、嬉しい」

「でも1秒量の力が弱いですね」

「えっ、それは？」

「第2検査で勢いよく息を吐いてもらったでしょ。あの力が弱いですね」

「確かに全然吐けなかったです」

「ですね、気管支喘息の方特有の数値が出ていますね」

「そうなんですか…」

報告書の一番下にあなたの肺年齢が書かれている。

僕の肺年齢は、

72歳だった。笑

おじいちゃんやん笑

先生いわく、この肺年齢は厳し目に評価されてますけど、気にしないでくださいと言っていた。

にしても72歳は弱すぎるやろ、
わし48やで、
めちゃめちゃ息苦しいやん

結局検査代も含む治療費が2300円
薬代が2800円、合計5100円である。

僕は毎月2回通院しなければいけない。

ということは、毎月1万円以上、治療代がかかるということである。

財布も息苦しいわ。

僕がおじいちゃんになった時、
孫に風船を膨らませてくれと頼まれても

断るしかないだろう。笑

さぁ、明日も安全運転で頑張ろっと。