9月20日。
横乗りを終えて帰社。事務所で談笑していたら、同僚Cさん、N君が帰ってきた。
Cさんとちゃんと会うのは退院以来だ。
(見かけて手を挙げる程度はあった)
Cさんが
「ご出所おめでとうございます」
ムショから出てきたみたいに言うな!笑
「ありがとうございます」
「ともさんと会うの久しぶりですわ」
えぇーそうなんや(周りの同僚達が言う)
「Cさんと会うの久しぶりやのに、ごめん全然新鮮な感じないわ〜笑」
「あははは、ほんまですね」
「2ヶ月会って無かったのに、付き合い長すぎて、正月休み明け程度に会ったぐらいの感覚やわ」
「あははは」
そんなやり取りをした後、事務所を出て裏の駐車場で、同僚達だけで談笑する。
事務所だとジジババの目があるのでトークも、
自ずと規制される。ジジババ(元社長、現社長)
なので、同僚達だけでのトークは、そらもうめっちゃ楽しい時間である!
僕はジジイとのリハビリエピソードを話した。
退院後翌日に230段の階段を登らせたり。
そのせいで腹部に皮下出血が出たり。
雨なのにカッパ着て歩かされたり。
稲荷山の中腹まで登らせたり。
下山する時、階段じゃなくてスロープを行かされて、それが1番危なかったり。
その帰りに「しばらく会えなくなるからカフェ行こって」ってジジイに言われた。恋人か!って心の中でツッコミながら入った喫茶店が潰れかけ3秒前みたいな店で腰がめっちゃ曲がったおばあさんが1人でやっていた。
前日ジジイが75歳の誕生日だったってこともあり、僕がジジイにご馳走することになった。
アイスコーヒーとコーラを頼んだら、料金1000円っていう腰を抜かしそうな値段だった。
僕は水を得た魚のように身振り手振りで喋った。みんなが笑ってくれる。
久しぶりの、たまらない幸せな瞬間である。
そんな中、Cさんが一言
「いやぁ、でも今、こうやって笑えてて良かったで」
と、しんみり言った。
心の底から言ってくれてると感じた。
嬉しかった。
ほんまその通りである。
今笑えてることが、どんなに幸せなことか、
トラックの荷台から落下して人工股関節になったけど、こうやって仕事復帰に向けて動けていることが、どんなにありがたいことか。
打ち所が悪かったら、下半身不随、植物人間、もしかしたら、死んでたかもしれないのだ。
今回、幸いにも生かされたことが、ほんまに良かったって、僕より思ってくれてるようなCさんの一言がほんま嬉しかった。
ありがとう。
さぁ来月からの仕事復帰に向けて頑張るぞ✊✨