トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

皆既月食と怪奇現象

 

本日9時30分出勤。

事務所に顔を出す。

「おはようございます」と挨拶すると。

ジジイ(元社長)が

「おはようございます。ええなぁ松山までのドライブ。僕が代わりに行ってこよか」

「いやいや、ダメですダメです。無免許で捕まります」

「ともさん免許証貸して〜や」

「貸したら僕も捕まりますやーん」

朝から免許証を返納したジジイのしょうもない

ボケに付き合わされる。

 

今から愛知県に積みに行って、それから愛媛県松山市への長距離便の出発である。

 

ババア(現社長)が

「ちょっと待ってな、食事代渡すから」

「はい」

「四国行ってお遍路周りしてきたら」

「えっ、トラックで。笑」

「そうそう」

「八十八ヶ所巡礼ですか、トラックで。笑」

「うんうん。笑」

「虚無僧みたいなカッコしとかなあきませんね。笑」

「あはははは」

朝からババアのしょうもないボケに

付き合わされる。

 

「はい、1200円」

約3日間の長距離に支給される食事代1200円である。  足りるか!ボケ〜!

と思いながら

「ありがとうございます✨️助かります😭」

心を込めてさらっという。

僕は、会社では主演男優賞狙えるぐらいの名役者なのだ。

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「じゃ、行ってきまぁす」

「はい、気をつけてな」ジジババが返す。

 

事務所を後にしてトラックに乗り込み

同僚Gさんと運行前点検を行う。

 

その時Gさんが

「朝から最悪ですよ」

「どうしたん?」

「シーさんのトラックが故障して、事務所でジジババに、故障してしまいすいません。ってシーさんが声をかけたら、2人とも無視ですよ」

「えーーっ」

「そのあと、M氏が1件目卸して帰ってきて、事務所で、おはようございます。ってまぁまぁ元気よく挨拶したら、ジジババ2人とも、無視ですわ」

「最悪やな」

「ほんま、あの感じが、イライラするんですよ」

「わかるわ〜」

「死んだらええのに」

「まぁ先には死ぬやろけどな」

 

ジジババ、

僕との接し方と他の従業員の接し方が

全然違うようです…

 

今これを書いているのは山陽道淡河パーキンエリアです。

先程から皆既月食を見ておりますが、

このジジババの接し方の違いは

怪奇現象です。笑

 

シーさんとM氏には、

もうちょっと演技力をつけてもらうしか

ないのかも。笑

 

 

さぁそんなことで、

もうちょっと休憩したら、松山に向けて出発しよっと。