称賛 - トラック運転手ともさんの日常

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コンビニの駐車場で止まってたら

横にバイクが止まった。

バイクの兄ちゃん、買物を済ませ

出ていった。

次に、おばちゃん3人組の軽自動車がきた。
おばちゃん3人組が買物を済ませ
戻ってきた。
1人のおばちゃんが、何か拾った。
それはお金だった。
２千円だった。
おばちゃん3人は緊急会議を行ってた。

おそらく、
うわ、このお金どうする？
誰か落としたんやろな
もうもうとーきーなー
取りにくるんちゃう？
２千円ぐらいけーへんやろー
コンビニに届けた方がいいんちゃう
そうやな、、やっぱり、、

ってことで、コンビニのレジに届けてた。

まぁまぁ緊急会議、長かった。
僕なら、マッハでもらう、、
わけないです、、、アハハ

マッハでレジに届けます。

おばちゃん3人組は出ていった。

その後、

バイクの兄ちゃん戻ってきた。
止めてた辺りをキョロキョロ見ている。
僕は咄嗟に
「お金落としてたやろ？」
「はい」
「それ、拾った人がレジに届けてたよ」
「そうですかありがとうございます」

バイクの兄ちゃん無事
２千円が戻ってきた。

僕、思った。

めちゃめちゃええことしたんちゃう？
おばちゃん3人組よりも
ええことしたんちゃう？
だって、
バイクの兄ちゃんが戻ってきて、
２千円なかったら、諦めてそのまま帰ると思う。
それを、僕が声をかけてあげたことによって、
２千円が、ちゃんと戻ってきたんやん！

誰も褒めてくれないので

自画自賛していた。

しかし、

ふと前をみると、

僕の行為を称賛し、熱い眼差しで見つめる6人の女性がいた。

そんなに見つめんといて、
ごくごく当然のことをしたまでさッ…(笑)

新しく読者になって頂いた方、ありがとうございます。めっちゃ嬉しいし、めっちゃ励みになります。

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。