トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

できる社員

 


4月6日、ショップとのトラブルを大勝利に終えてから、僕はまともに仕事をしていない。

 


ていうか、ずっと休みである。

 


同僚達も休んでいる。

 


我々が主として運んでいる住宅建材が、4月に入って極端に物量が減ったからである。

 


僕は、ど平日、近所の総合運動公園にいる。夕方までずっといる。

 


ゲートボールをしに来ている、おじいちゃん達とも、そろそろ顔馴染みになりそうなぐらい。

 


そして僕は、午前中2.5キロ走り、午後から2.5キロ走り、1日5キロ走っている。

 


傍から見たら、あの人アスリートか?

 


思うかも。

 


いやいや、ただの中年トラック運転手である。

 


お先真っ暗物流の運転手である。

 


3日で15キロ走った。

 


もう3日目、膝死んだ。

 


膝が笑ってるのを通り越して死んだのだ。

 


僕らの仕事は、積荷を新築現場の3階や2階へあげたりする仕事。

 


忙しくなった時の為の体力作りをしていたのに、膝死んだ。

 


ASIMOみたいな動きしかできなくなった。

 


明日は同僚M氏の横乗りで仕事再開!

 


横乗りだが4日ぶりの仕事!

 


ありがたい!

 


動きASIMOだが、精一杯頑張ろう!

 

 

 

 


しかし、今日めっちゃいい事もあった!

 


2日前にジョギングした時、

 


草原でうたた寝、その時ジャージのポケットに入れてた小銭を落としてしまったのだが、

 


今日見つかったのだ‼️

 


昨日探した時は無かったのに

 


今日見つかったのだ‼️

 

 

 

60円やけど、それはもう額じゃなくて、見つかったことが嬉しいわけで。

 

 

 

これもマスターナンバー11を持つ

僕の強運なのかもしれない。

f:id:tomoblogkun:20220408195226j:image

 

 

同僚Y君と電話中に見つけたのだ。

 


「ちょ、待って、2日前に落とした小銭あった!!」

 


「え〜 どういうことっすか」

 


「2日前に草原で寝てたら小銭落としてて、それが昨日は無かったのに今みつけたわ」

 


「へぇーよかったですね」

 


「なんかいい事ありそうやわ」

 


「いいですね、僕なんかもう病みまくってますよ」

 


「そうなん?」

 


「もうね、風俗でも行ったろか思いましたもん。」

 


「だいぶ破滅的やな。笑」

 


「もうコロナとかどうでもええし、みたいな」

 


「病みまくっとるな。笑」

 


「まぁ実際はホームページ見ただけですけど。笑」

 


「やろな。笑」

 


ウクライナのグロ画像見ても、なんとも思わなくなってきました」

 


「自分の方が不幸だと。」

 


「ですね。こんなに仕事が無くなると、どんどんすさんでいきます」

 


「病みが深いな〜」

 

 

 

次に、同僚Z氏にも電話した。

 


「俺な3日で15キロ走って膝死んだわ」

 


「え〜走ってたんですか」

 


「そうやで、仕事ない時、いつも走ってるで」

 


「えらいですね」

 


「いやこれが1番いいで、お金も使わへんし、体にもいいし、ただやり過ぎたらあかんけど」

 


「ですね、無理ない程度にしといてくださいよ」

 


「ていうか、ジジイ帰っとるな」

 


「あ〜いるでしょうね」

 


ジジイとは元社長N氏のこと。ジジイは1ヶ月前に、九州一周車中泊の旅に出ていたのだが、

 


昨日帰ってきて出社している。

 

 

 

ウザさ満点である!

 


また旅の話を、延々とされる。

 


ウザさ満点である!

 


四国旅も北海道旅の時も死ぬほど聞かされた。

 


今回も間違いなく死ぬほど聞かされる。

 


ウザさ満点である!

 


なんで、こっちは仕事もないのに、

 


どうでもええ、ジジイの旅の話聞かされなあかんねん!

 

 

 

と、思いながら

 

 

 

「俺、一応九州の名所名所、下調べしとくわ、ジジイとのトーク用に」

 


「さすが、ともさん、偉い!」

 


「これも、仕事のうちやと思ってる」

 


「ですね。ともさんはとくに。」

 

 

 

僕って、

 


できる社員なんだろうか…

 

 

 


あ〜トラックで荷物運びたーい‼️

 


来週は忙しくなりますように🙏