トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

腐ってるのはオマエら

同僚Tくまさんのトラックが故障中である。

ディーラーに出しても原因が分からないとのことで、いつ直るか不明だという。

 

Tくまさんのトラックは2トン平車で、仕事はあるのだが、代車はない。

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会社としても、早く直さなければ売上が下がる。

 

ジジイ(元社長)が僕に聞いてきた。

「Tくま君のトラック、ディーラーから引きあげて、ともさんの知り合いの工場に頼めないかな?」

 

ジジイは

ディーラーの対応に常々苛立っており、最近ちょいちょい、僕の行きつけの修理工場に頼んでくる。

僕の行きつけの修理工場は信頼あるし、別にいいけど、会社ぐるみでお世話になるのは、正直気が引ける。

 

行きつけの修理工場にTくまさんのトラックを出すことになった。

 

1日経って、修理工場から連絡が入った。

おそらく、この部品が原因であろうとこまで詰めたと。ただ、その部品が20万円もする。

 

僕の推定だが、

ディーラーも、部品が悪いとこまでは分かっていたと思う。しかしその部品が20万円もするので、修理を伸ばしていたと。

ていうのも、あまりにも高額だと、今までに何回もジジイが、ブチ切れているのだ。

だから、ディーラーも言いにくいと。

また、ブチ切れられると。

正直、ジジイはディーラーに嫌われたおされていると思う。

 

自業自得である。

 

話はそれたが、とりあえず僕がジジイに修理状況の説明をした。

ジジイは

「それ変えたら直るんやったら、早く変えて貰わなあかんな」

「そうですね、今、原因がそれで間違いないかを確認されてると思います」

「うんうん、それからやな」

 

僕が間に入ってると、ジジイもキレることもなく納得してくれる。

 

いいことだが、修理の度には毎回めんどくさい話である。

 

そんな話をしていると、ババア(現社長)が

「はぁ……」と大きくため息をついた。

 

「どうしたんですか?」と聞くと

 

「Tくまさんが、トラックどういう状況か連絡してくださいっていうてたから、連絡せなあかんねん」

 

いやいやいや、したらええがな!

てか、当たり前やろ!

ごくふつーのことやろ!

 

と、思いながら

「あ〜今日はGさんが休みですもんね」

運行管理者のGさんが、この日は休みだった。

「そうやねん、だから私がせなあかんやろ」

 

いやいやいや、

だから、そんなもんせーよ!

何が嫌やねん!

コミュ障にもほどがあるぞ!

 

するとジジイが、半ギレで

「そんなもんほっといたらええがな、そうかトラック直らんから、旅行でも行ってきたらええねん、って言えばええやん」

 

なんで半ギレやねん

と思った。

 

そこからジジイとババアが

Tくまさんの悪口を言い出した。

 

たしかに、Tくまさんは、

性根が腐ってるところがある。年末にコロナになったのを

Gさんに移された

N君に移されたわ

と、同僚に移されたと言いまくるクズ野郎だ。

 

しかしババアが

こんなことを言った。

 

「今トラック壊れてるから、もう1回コロナにかかったらええのに」と半笑いで言う。

「ハハハハハ」とジジイが返す。

 

いやいや、

こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい!

なに考えてんの!

そんなこと、冗談でもよー言えるわ!

全く笑えへん。

 

僕は苦笑いで返す。

 

同僚M氏に「俺。会社の中でやったらキムタクやで」と言った時に、苦笑いされた時以上に、

 

苦笑いをした。

 

僕らが冗談でいじる時は

水鉄砲でピャーピャー程度だが、

 

ジジババは、

実弾でズドンである。

 

しかも、怖いのは、こいつら、冗談ではなく

マジで言うている。

 

あ〜神様。この腐ってるジジババに

どうか制裁を与えてください。

 

 

さぁ今日も安全運転で頑張ろっと。