トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

フフフ

他社の28歳ドライバーA君。

彼と仕事が一緒になる事が多い僕。

ブログにも、何回か登場しているが、

彼は、すぐペラペラの計算をして、自分が楽になるように仕向ける。


その日、現場での荷おろし。

2階建ての建築現場。

当然、2階の部材は2階へ運ぶ。


僕、A君、と交互にトラックから現場へ運ぶ。

トラックの荷台に、ラスト2点

2階の荷物と1階の荷物が残った。

順番は、A君の番だ。


さぁA君どうする?

ふつうなら、2階の荷物を持って行く。

うちの会社のメンバーならそうするし、僕もそうする。


A君が荷物を持って歩いてきた。

1階の荷物だった、、

僕はすれ違いざまに、

荷物に目をやり、A君の顔にも目をやり、

2度見してやった、


しかし何も言わなかった、、、



「おいおい、2階の持って行けや」


と言えばいい、


これがキツく聞こえるなら、


もっとやんわり笑いながら

「A君、2階持って行かんへんよなー」

と言えばいい、


しかし、言わないのだ。


何故なら、彼は おそらくスーパーメンタルが弱い、、


高校時代に、いじめにあい、引きこもり経験がある子だ。


僕が、チクッと言うと。


空気が悪くなって、仕事がやりにくくなる。


しかも、彼と仕事が一緒になる事が多いから、なおさら、、


嫌な空気で仕事はしたくない、、



なので、僕は2度見の後、


小首をかしげ、小さな声で

「何考えとんねん」と呟く。

これが精一杯の抵抗。


A君が 楽チンヒアリングを装着してたら聞こえてる(笑)
*8月24日のブログ参照




でも、自分が先に1階の分を選んで、よー持っていけるよな、


わしが気づいてないと思ってるんかな、、


なめられてる?


なんか思い出したら、腹たってくる(笑)


ほんま、心が汚いやつやわ!





荷おろしが終わり、A君のトラックの助手席に乗り移動。

A君が信号待ちで書きものをしてた時、ボールペンが落ちた。


僕は、咄嗟に拾ってあげた。


なんで自分が楽することしか描けない、こんなクソガキのボールペン拾ったらなあかんねん!

腰をかがめてる時に思った。


でも、ワシおとなやん!

とも思った。(笑)



そして、A君がポロっと

「僕、社長から話があって来月から給料下げられるんです」と


「えーそうなん」


と、同情しながらも、
バチが当たったんじゃ って思った。


「5万ぐらい下がるんで、僕もう辞めよかなと、」


「それはキツいよな」


と、同情しながらも、
辞めた方がええ!お前が辞めたら、うちの会社の仕事が1台増えるわ

って思った。


フフフ、、、


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えっとー


トータル僕のほうが心汚いですかね? 笑


そんな彼と明日も一緒に仕事、、






さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。