他社の1トン車ドライバーA君。
おそらくもうすぐ30歳、 詳しくは知らない なぜなら興味がないので。
この A 君、うちのドライバーからは嫌われまくっている。
現場には遅刻してくるし 常に自分が楽しようとする動きをとる男だからだ。
同僚Y君は、現場待ち合わせ時間にA君が来てなかったので電話をかけた
「今どの辺?」
「あと600mです」
A君が到着したのは、電話を切ってから15分後だった…
いやお前、三輪車で来てんのかーー!
先日、僕もかまされた。
その日、それぞれが1箇所目で荷物を降ろしてから、2箇所目で合流の段取りだった。
合流した時に、彼は1箇所目の荷物を降ろしていなかった。
僕に手伝ってもらおう、
という作戦だろう。
さすがにちょっとキレてやった。
「 A 君それはあかんで そんな非協力的なやつと思わんかったわ」
A 君は ハハハハハと笑ってるだけだった。
A君のトラックに乗って2箇所目に向かう時に僕は ただならぬ怒りのオーラを出していたと思う。
普段なら、べらべら世間話をするのだが その日は 一言も喋らなかった。
この空気に耐えかねてか A 君が話しかけてきた。
めちゃめちゃ小さい声で話しかけてきた。
「ともさんタント洗車してからワックスとかかけるんですか?」
そんなもんかける時はかけるし、かけへん時は かけへんやろ!
てゆうか、めっちゃ大事にしてるからお前の脳みそのように、いつもつるつるボディじゃ!
と思いながらも
「たまにかけんでぇ」
と答えた。
A君は 「そうなんですね…」
だけだった。会話を広げるようなことはしてやらんかった。
その時ピーポーピーポーどこからか救急車の音が聞こえてきた。
A 君はとっさに左へ寄りハザードを付けトラックを停めた。
ピーポーピーポーピーポー
救急車は対向車線の前から来た。
左へ寄って止める必要はなかった。(笑)
アホやわ〜
色々状況判断ができてへんねんと思った。(笑)
その後も、僕から放たれる怒りオーラが車内を包む。
ラオウ並のオーラだ。
ふとサイドミラーで自分の顔を覗いたら、
鬼瓦みたいな顔だった。(笑)
こんな顔してたら、A君喋りにくいやろなぁ と思い、いつもの笑顔に戻してやった。
さぁ明日は連休前ラストのお仕事
安全運転で頑張ろっと。
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