トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

急にできる?カンパイの挨拶

慰安旅行で宴会の前に、2ヶ月前退社した(させられた)3人に、それぞれ一言挨拶する流れとなった。先ずはN村君からだった。

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「皆さんとこうやってまたお会いできて、ほんとに嬉しいです」から始まって近況報告があり、最後に「また仲間に入れてください」と締めくくった。

 

お見事!急に振られて、アドリブでここまで喋れたら上等上等!素晴らしい!

さすが元プロボクサー!元芸人!プロボクサーは関係ないか、いや本番に強いという意味では関係あるかも。

 

次はM氏の挨拶が始まった。

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ん?これ、もしかして、僕も振られる?

「ともさんからも何か一言」ってジジイが振ってくるかも?うっわ、やばい、なんかドキドキしてきた。

何喋ろ何喋ろ…僕はM氏の挨拶を全く聞かずに、自分が振られたら何を話すかばかり考えていた。

 

やっぱこれかな。

あれは1ヶ月ほど前、御殿場行きの仕事が入ったから、におろし場所を教えてもらう為に、N村君に電話をかけました。

するとN村君が

「はぁー?いや、わかんないですねー」と、

めちゃくちゃだるそうに、面倒くさそうに言いました。あのホスピタリティの塊、僕が岡崎営業所に行くことがあったら、冷蔵庫にコーヒーを冷やして置いて「お疲れ様です。暑いので飲んでください」のメモ書きまでしといてくれる。あの優しいN村君が、あんなぶっきらぼうになる?

辞めたらあんな変わるかね?

だから今日会うのがドキドキしてましたが、

会ったら、前のままの優しいN村君でホッとしました。笑

これや、これやったらウケるでー!笑

N村君が「いやいやそんなことないですよー」

とか、返してくるやろうしウケるでー!笑

 

と思っていたら、M氏の挨拶は終わっていた。笑

 

最後にAさんの挨拶が始まった。

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ん?ちょっと待てよ、僕に乾杯の挨拶してくれって言われたらどうしよう…

乾杯の挨拶なんかしたことないぞ…やばいな。

あんまりウダウダ長話も良くないし、完結にスパッといった方がええよな。

 

「皆様お疲れ様です。今日はこんなに素晴らしい慰安旅行に連れてきてくださって○○様○○様(元社長現社長)ほんとにありがとうございます。皆様今日は思う存分楽しみましょう。それでは皆様のご健勝とご活躍と僕のロト6高額当選を祈念しましてカンパーイ」

で、いくか。ロトでウケるけど、ちょっとふざけすぎかもな。

 

「皆様お疲れ様です。今日は思う存分楽しみましょー。皆様、くれぐれもトラックの荷台から落ちて、大腿骨頚部を骨折するような、鈍臭いことだけはしないようにしましょー。それでは皆様のご健勝とご活躍を祈念しましてカンパーイ」

 

大腿骨頸部骨折の下りで

「おまえやー」のツッコミが来たらめっちゃウケるな。

あ、でも僕に「おまえやー」なんて突っ込める奴が、おらんかった。

まぁ、そんな時は自分で

「ほんま、どの口が言ってるんでしょうね」

で笑い取れるな。

よしよし!これでいくぞ!

 

そんなことを考えていたら、

Aさんの挨拶も終わっていた。

 

そしてジジイ(元社長)が

「G君、乾杯の挨拶してくれるかー」

と言った。

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結局、

僕は、何か一言も、乾杯の挨拶も

なーんにも

振られなかったのだった…

 

完敗。

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。