トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

その手を…

 

昨日は東名高速で大型トラック2台が絡む事故がありました。


f:id:tomoblogkun:20220311193745j:image

2台とも大破して、1台は横転していました。


大破した1台のキャビン(運転席)はペッシャンコ、、、


事故直後の映像にはペッシャンコのキャビンから、運転手の右手をだらりと垂れ下がっていて、ゾッとしました。


しかし、この運転手、幸いにも生きておられました。


事故直後、後ろを走っていたトラックも急ブレーキをかけ、なんとか衝突せずに止まりました。


その運転手が即座に、ペッシャンコのキャビンの運転手に声をかけに行ったのです。


「大丈夫ですか?」

「消防にも警察にも連絡したので心配ないですよ」

「もうちょっとでレスキューも来るので頑張りましょうね」


と声をかけならが、

ペッシャンコのキャビンから
垂れ下がってる

手をずっと握っていたんですよ!

 

優しい〜〜〜〜〜


感動〜〜〜〜〜〜

 

これだけの事故ですから、

怖くて中々行けないもんですよ、


それを、ずっと手を握って声を掛けて励ますなんて、

ほんま感動です。


事故を起こした運転手も

「ありがたい」と伝えました。

 

ほんまね、手を握ってもらうって、

どんだけ安心することかと。

 

 

 


僕も、そけい部(股ぐら)にデキモノができて、切開手術をすることになり、

デキモノに打つ麻酔の注射が、


激痛も激痛、、、


気を失うぐらい激痛、、

 

その時、僕、


60代の女性看護師さんの手を

 

 

 


ギュウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 


握ってましたもん。笑

 

 

13年前、トラック運転中に

なんか、ふわふわするなと思い、

急遽、高速料金所の所で停車したんです。

それから、ふわふわが、

今度はぐるぐるになり、


めちゃくちゃ目眩に襲われたんです。


次第に目眩が高速になり、


気持ち悪くなってきました。


メリーゴーランドが高速で回ってる状態です、、


会社には連絡していたので、


同僚達が、こちらに向かってくれてます。


そして真っ先に駆けつけてくれた


同僚Y君、


真っ青な僕を心配して

差し出してくれたその手に

 

 


ゲェーーーーーーーーーーーーー

 

 

リバースしました。笑

 


Y君、その節はごめん。

 

 

 

さぁ明日も事故のないよう

安全運転で頑張ろっと。