トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

猫を助けたら御礼の品をもらったけども……

『お疲れ様です。ともさん様。明日は出勤されますか?給料を渡したいです』

 

夜中1時30分。長距離から帰社。事務所のカウンターに置いてあったババア(現社長)からの置き手紙です。

 

いやいや電話してこいよー!

てか出勤されますか?って、、

長距離帰りは通常休みやんけー!

それやったら、

『長距離お疲れ様でした。お休みのところお手数ですが給料をお渡ししたいので出勤していただけませんか?』

 

じゃね?

 

ババアのプライドの高さとコミュケーション能力の低さはえぐいです。

 

さて、このQに対するAはどうしたらいい?

夜中1時30分なので電話もできない。

もちろんLINEも知らんし、知ってても時間が真夜中すぎる。

 

しかたなく、ババアのメモ書きの横に

書き足すことにした。

「分かりました。明日11時頃に出勤します」と。

 

翌日。ババアとのやり取り。

「おはようございます」

「おはようございます。体調は大丈夫?」

「大丈夫ですよ!しっかり寝ました!4時間」

「4時間だけ?」

「はい、最近、全然寝れなくて、毎日4時間ぐらいで起きてしまいます」

「そうなんや…まだ若いのに」

「もうね、年寄りの早起き状態です」

「そんなん言うてますわ」

と、ジジイ(元社長)に下手くそに話を振るババア

「もう年寄りやな!僕の方が若いわ!」

ジジイがしゃしゃり出てくる。

「そらもうN氏の方が、全然お若いです」

「そやろ」

「気力、体力、僕全部負けてますよN氏に」

「よー言うわ」

よー言うわって言いながら嬉しそうなジジイ。笑

反射的に、どんな時でもジジイを持ち上げ

気持ちよくさせてしまう僕。

 

ババアが

「あ、そうそう、これ持って帰って」

ドーン。

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「えっ、これなんですか?」

「お隣さんからの御礼の品」

「えっ、なんの?」

「ほら、こないだうちの倉庫に居た猫を助けた御礼」

 

ブログにも書いたが

先日、お隣さんの飼い猫が倉庫に迷い込み、荷物の隙間に入り込み出れなくなった事件があった。

その時、リフトで荷物をどけたりして救出したのだ。連休前だったので発見できて良かった。

 

「あーなるほど」

「てかこれ全部ですか?」

「うん、私らも、もうもらってるから」

「めっちゃ多いですね」

「これ美味しい珈琲やで」

「そうなんですか、ありがとうございます」

 

 

ってこんな大量の珈琲、

 

ますます寝れなくなりそう…笑