トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

ふらふら運転していたのがまさかの…

先日、御殿場で配達が終わり、

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バイパスを走っていたら、前に走ってる10トン車が、ブレーキを頻繁に踏み出した。

 

ん?なになに?

 

よく見ると、10トン車の前に走っている4トン車が、ブレーキを頻繁に踏んでいるようだ。

 

その4トン車は、さらに左右へふらふらしだした。

 

なんかやばい感じがするな。

 

僕は、グッと車間をとった。

 

居眠りか、携帯か、逆煽り運転か、、、

 

とにかく巻き添えはごめんである。

 

しばらくして、道が2車線になった。

その瞬間、僕の前を走っていた10トン車は、

追い越し車線へ出て、そのふらつき4トン車を抜き去っていった。

 

僕も10トン車についていくように追い越し車線に出た。

 

このふらつき4トン車、どんな奴が運転しているのか、追い越し際に見てやろうと、

パッと運転席を覗いたら、

 

運転していたのは、

 

 

1年前にうちの会社を辞めた運転手S木だった…

 

 

S木はスマホ片手に運転していた…

 

 

たぶん下ろし先が近くでナビを確認していたのだろう…

 

 

S木を知らない人のために説明します。

身長160cm体重100kg 腹回り100cmの
ほぼ球体みたいな男。


若い頃、7股をかけたことがあると言っていた。
それは信じられへんな〜と言うと、
「こう見えても、若い時は、金髪リーゼントやったんです」
と、意味のわからん返しをする男。
「よけ、もてへんわ‼️」と思っきりツッコんでやりました。

僕の助手席で、じゃがりこを食べる時も、ポリポリいわさないように、ゆっくり静かに食べてくれるS木。気遣いのできるやっちゃなぁと感心していたら、歯が全然なくて噛めないだけだった。

昔、モー娘の親衛隊員をやっていて、自腹5万出して、ごまきの刺繍入りの衣装を作ったことがある男。その衣装をメルカリで出したら、全く売れなかったという。

小遣いの全てを推しのライバーに投げ銭で使っている。その推しのライバーに歯が痛いとコメントすると、大量のロキソニンを送ってもらったらしい。本人は喜んでいるが、僕は、「私への熱を冷ませ」という、ライバーの願いだと思った。

爬虫類が好きで、自分の部屋でトカゲを買っていたが、エサ代が月5万かかっていた。給料を前借りしてまで育てていたが、結果、エサ代が払えず、トカゲを死なせてしまった。

 

まだまだありますが、

代表的なのは、こんな感じです。

S木とは、こういう人物です。

 

僕の49歳の誕生日には

ずっと一緒に過ごしてくれました。

一緒に綺麗な瀬戸内海も眺めました。

というのも、

この日、S木とツーマンで愛媛県に行く仕事だったわけです。

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そんな彼と、

こんな形で再会するとは…

 

でも、彼はスマホを見ていたので

 

僕には全く気づいてません。

 

僕は、ホーンを鳴らさず

 

 

スーッと

 

 

ぶち抜いていきました。

 

 

だって、

 

気づかれたら、めんどくさいもん。笑

いちいち電話されても、めんどくさいもん。笑

 

そんな好きちゃうもん。笑

 

 

鈴木よ、

 

事故るなよ!

 

あ、名前、、

 

まぁ、えっか。笑

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。