トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

アクションバイアスって知ってます?

2年前、愛知県西尾市にある某工場から愛媛県松山市まで、6トン車で月20便ほどあるという、定期便のお仕事の話があったが、

実際は月3便ほどで、スタートしたのは話を頂いてから1年後である。

しかも、半年ほどで仕事は打ち切りになった。

 

人間は動物の仲間で、「動物」という言葉は、動く生き物と書きます。なので、何もせずじっとしているより、行動することを好む傾向があります。

そのため、それが非合理なことであっても

動いてしまう、これを「アクションバイアス」

と呼びます。

 

イスラエルの、ある大学で、

世界トップクラスのゴールキーパーがゴールに立った300件を超えるPKのデータを分析した結果。

 

キーパーがゴールの真ん中でじっとしている時が、最もシュートを止める確率が高く、3割弱であることがわかった。

一方、左に飛んだ場合、約14%

右に飛んだ場合は約12%だった。

明らかに真ん中でじっとしている方が、

セーブ率は高いのです。

 

しかし、

この事実をゴールキーパーに伝えると、

「それは受け入れられない」という。

何故かと聞くと、

じっと動かずにゴールを決められたら、左右どちらかに跳んで決められたときよりも、悔しく感じるから、とのことだった。

 

たとえ失敗しても、自分が行動した結果なら受け入れられるが、何もしないで失敗するのは、感情的にも受け入れられない。

これが、アクションバイアスというものです。

 

野球でいうところの、見逃し三振、みたいなものです。少年野球をやっていた頃、よく監督に言われました。「当たらなくてもバットを振れ」と。

 

話を戻しますが、

 

愛媛県松山市の便。

最初に話をもらった時、月に20便になるなんてのは、ジジイ(元社長)の勝手な妄想であった。

 

従業員は全員、そんなあるわけないやろ!

と、思っていた。

 

しかもジジイは、妄想が膨らみ、これは専用のトラックがいるぞ!ということで、

新車で6トン車を2台、自腹を切って買ったのだ。

約1400万円。

もはや妄想というより暴走である。

 

しかしこれは、まぎれもない、ジジイの

アクションバイアスという心理が働いてしまった結果だろう。

 

そして松山便の仕事は終わってしまい、

6トン車2台は、先日売却された。

 

何もしないよりは

行動して失敗したのだから

ジジイも、きっと納得のことだろう。

 

しかし…

 

この前、ジジイとコンビニに行って

お昼ご飯を買ったとき、ジジイは

グレープサンドの甘いパンと、

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チョコバナナロールケーキの甘いパンを買っていた。

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調べたら、こんなに甘い物を欲しているのは、

脳にかなりのストレスがかかっているらしい。

 

知らんがな‼️

そもそもジジイの読みが

甘すぎやねん‼️w

 

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。

 

 

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