トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

僕には天使が付いている໒꒱· ゚

僕が積んでいる荷物は新築に使われる断熱材です。それを指定された場所に下ろします。
ドライバー1人で下ろします。
2階の分は2階へ3階の分は3階へ、それぞれ階段で下ろします。
大きい家の場合は4トン車満載になる場合もあります。

今日、Xの動画アカウントの方で荷下ろし風景を1部アップしました。
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なかなかハードな仕事です。

そして今日は、兵庫県赤穂市へ4トン車満載の荷物を下ろさなければなりません。

しかし、
うちの会社を気に入ってくれてる職人さんがいて、そのチームなら、荷下ろしを手伝ってくれるんですよ!

そのチームは兵庫県によく出没します。

淡い期待をしながら赤穂市の現場へ到着。

「おはようございます」
「あ、おはようございまぁす」
「さぁやりましょかー」
「はい、お願いしまぁす✨️」

そのチームに当たりました‼️

1人で下ろしてたら必死でやっても1時間半はかかるのを、わずか30分で終わりました‼️

やった~‼️

やっぱり、僕、持ってるんです‼️

僕、こういう時、絶対いい方向に傾くんです‼️

僕には天使が付いてます‼️

エンジェルです‼️

エンジェルともです‼️

エンともです‼️

思い返せば、
17歳の時、ガソリンスタンドのバイト帰り、国道を原チャで走っていたら、道がアイスバーンでガチガチに凍ってました。
僕はスリップして、思っきり転倒しました。
しかし、奇跡的に後続車がいなくて、かすり傷だけで済みました。
僕には天使が付いています。

19歳の時、工場で働いてました。ふとよそ見をしたとき、機械に指が挟まりました。
指がぶっ飛んでもおかしくないのに、
奇跡的に骨に異常はなく、7針ほど縫っただけで済みました。
僕には天使が付いています。

22歳の時、僕は喘息が悪化して寝たきりでした。
その時、いよいよ息が苦しくなり死にかけましたが、たまたまパートを休んで家にいた母親が救急車を手配してくれて、僕は一命を取り留めました。
僕には天使が付いています。
あ、天使はおかん!

いや天使ではないな。笑

35歳の時、僕はトラックを運転中、目眩に襲われました。たまたま、料金所の近くだったので、
僕はトラックを安全に止めることが出来ました。
その後、目眩は酷くなっていき、メリーゴーランドが故障してブン回ってるぐらいになってきました。
そこに駆けつけてくれたのは、
同僚Y君でした。
もちろん僕が料金所に止まった時に、会社のジジイに連絡していて、Y君がたまたま近くにいたので駆けつけてくれたわけです。

Y君は救急車を手配してくれました。

救急車が来るまで、僕は『まわれま〜われメリーゴーランド』の早送り状態です。
さすがに気持ち悪くなり、「げ〜ぇ~」と、
少し前に飲んでいたオロナミンCを吐きました。
それもY君の手に…
Y君は嫌な顔せず、黙ったまま心配そうにしてました。

そして救急車に乗せられ病院へ。
Y君は同行してくれました。

結果、運転中の目眩なのに事故にもならなかったのです。

 

僕には天使が付いている。

 

あ、天使はY君か

 

いや、それだけは絶対ない。笑

 

僕は自分の右肩の方を向いて

「これからも宜しくね」と

天使に呟きました。笑