今日会社で積み替え作業をする時、
意気込んでたジジイ(元社長)に軽くボケをかます。
「えっ、手で積み替えするんですか?」
「いやいやいや、リフトやで」
「○○さん、いつも元気やし手かなと思って」
持ち上げながらのボケ。こういう心にもないことをスっと言えるのは会社で僕ぐらい。
かなりの上級者だ。
「いやいやいや、こっちもこっちも、ともさんには負けるわ」
ジジイは小指を突き出して笑いながらいう。
「よ〜言いますわ、○○さん、まだまだお元気ですやん!」
さらに持ち上げる僕。
しかし次の瞬間、ジジイが後ろに下がった時、
地面に置いてあった台車に足を取られてよろめいた。
フラフラ~っと、後ろに倒れかけたジジイを僕は、咄嗟に、サッとジジイの肩を抱いて助けた。
僕が支えたことで、ジジイは後頭部を地面に強打することなく助かった。
ジジイは、「ほら~言うたやろ、もう若くないんやんから」と笑いながら言う。
「もう、びっくりしますわ~」と返す。
僕は思った。
普段から、あんなもん死んだらええねん!
なんて思っていましたが、
咄嗟には出るんですね!
助けようとする僕の中の、良心が…
たしかに、いつもしねしね思ってますけど、
本心では、ないかな。
遠くで、見ていたGさんが、ニヤニヤしながら僕に駆け寄ってきました。
アイコンタクトで分かります。
「惜しかったですね!」と言ってるのが。笑
Gさんと2人になった時に聞いた。
ジジイがよろめいて倒れたときって、
「めっちゃスローモーションで倒れた感じでしたよ」と。
「えっ、俺はサッと動いて助けた思ったのに、
あれゆっくりやったんやー」
散歩から帰ってきたおじいちゃんが
畳にゴロンと寝転ぶぐらい、ゆっくりやったみたいです。笑
とにかく怪我がなくて良かった。
また明日。