トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

鹿と僕

今日は仕事がお休みでした。

さて、何しよっかなと思いながら、とりあえず朝マックへ。

朝マックを食べながら、ふと閃きました。

「そや奈良公園へ行こう」

奈良公園に車を走らせました。

コインパーキングに車を停めると、いきなり鹿の洗礼を受けました。

精算機の前に鹿の糞が大量に落ちてました。

 

奈良公園に行くと、外国の観光客で溢れていました。外国の観光客はみんな鹿せんべいを持ち歩いています。なので鹿が群がり倒してます。

「ヒャッ」「キャー」あちこちで悲鳴が聞こえます。

鹿せんべいの匂いを嗅ぎつけて鹿が背後から服を噛んでくるのです。

怖っ⁉️鹿って神様ちゃうんかい⁉️

僕は絶対、鹿せんべいを買わんとこ、と思いました。

えらいもんです。鹿せんべいを持ってない僕の周りには、全然鹿が寄って来ません。

鹿からしたら

「おまえ、鹿せんべいも買わんと何しに奈良公園に来てん‼️」と思っていることでしょう。

 

自転車置き場にある自転車と自転車の間に、じっとしてる鹿がいました。

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よく見ると、その自転車はレンタサイクルでした。

「おまえ、レンタ鹿か?」

僕はその鹿に向かって言いました。

鹿は「.はぁ?」みたいな顔をしていました。

鹿は少し移動して、僕の近くに寄ってきました。

僕に向かって、とろーんとした目をしています。

「甘えてるやん、可愛らしい」

僕は鹿の顔は基本好きではありません。

むしろ苦手です。しかし、この子は可愛い。

めちゃくちゃ甘えた顔してるし、

と思ってたら、次の瞬間。

 

『シャーーーー‼️』

 

オシッコをしだしました。

 

「ションベンかーーい‼️」

 

甘えた顔ではなく、ションベンする前の顔だったのです。笑

 

 

木陰に赤ちゃんの鹿がいました!

バンビです。どんな生き物でも赤ちゃんは可愛いです。

この赤ちゃん鹿を見ていたら、やっぱり僕も、

鹿せんべいを買って、奈良公園に貢献して、この鹿達を守ってあげなあかんなと思えてきて、

 

鹿せんべいを1つ買いました。

200円で6枚ぐらい入ってたいたかな。

ちょっと覚えてませんが…

 

鹿の群れがいる所に行くのは勇気がいるので、

離れた所で待ってました。

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しばらくして匂いを嗅ぎつけて鹿がやって来ました。

鹿せんべいを食べようとしている時の鹿は

恐ろしいです。容赦なく向かってきます。

ビビりの僕はせんべいをあげるのが、下手で

ついつい放り投げてしまいます。

6枚はすぐ無くなりました。僕は両手を上げて

鹿に「もう無いよ」とアピールしました。

鹿は「チッ、シケテヤガルゼ」みたいな顔を僕に浴びせながら去って行きました。笑

 

鹿せんべいを止めている紙の帯びも鹿は食べてました。どんだけ卑しいねん!

と思ってたら、どうやら鹿が食べても大丈夫な紙らしいです。

 

僕もこれで鹿を守った1人です。

自然を保護した1人です。

神です。もののけ姫と一緒です。

もののけとも、です。

あ、もののけともやったら、バケモノになるやん。

 

若草山に登ろうと、奈良奥山ドライブウェイに向かいました。ドライブウェイの料金所が出てきました。止まろうとしたら、料金所の係の人が顔を出す様子がありません。

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あー、これは帰りに払うやつやなと思い、料金所の係の人に、「👈指を指しながら、行くね」とゼスチャーしました。

 

山頂に着き、若草山からの絶景

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を堪能して、ドライブウェイを下って行きます。料金所に着きました。今度はちゃんと止まり、料金を支払います。

料金所のおっちゃんに

「いくらですか?」と聞くと、

料金所のおっちゃんが

「通行券は?」

「は?いやもらってませんけど」

「困りますよ、通行券がないと」

「いやでも、さっき、通行券を渡す感じじゃなかったですよね」

「えっ、そうでしたか」

「そうですやん。僕が行きますよと、ゼスチャーしたとき、シカトでしたやん!」

僕は奈良だけにシカトを放り込みました。

しかしおっちゃんに

それも、シカトされました。笑

シカトされた僕。

鹿と僕。

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。