トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

俺は牛だ

今日は工場で明日下ろす分の積み込みをする

いわゆる宵積みだけの仕事でした。

 

8時30分頃、Y君に電話した。

「今、どの辺?」

「あ〜僕、もう八日市インターです」

「えっ、なんでそんな早いん?」

「いやGさんから連絡もらって9時に工場でと」

「えっなんで?」

 

いつも宵積みの時は、下道で行って10時頃から、みんなでうだうだ積んで、高速で帰って、休憩もして、14時頃帰るのがパターンやん。

 

なのに、9時工場集合って、

 

2人でコソコソー‼️

 

僕は全く聞いてなかったので

10時めがけて下道で向かっていた。

 

「なんなんそれ‼️」

僕は明らかに不機嫌な態度を取った。

「……」

Y君は僕の不機嫌を察して黙る。

「イラつくわ〜」

僕は自分のイラつきを口にまで出した。

Y君は

「ハハハ…」

と、当たり障りのないように笑った。

 

なぜイラついたのか?

 

自分だけが9時集合を聞かされてないという仲間ハズレにされた感。

Y君がそれを僕に知らせてくれない寂しさ。

 

僕はY君への当たりが、いつもよりきつくなる。

いつもは優しく喋るのだが、

ツンケンして、サバサバしてる。

よくよく考えたらY君は何も悪くないのに。

なのに当たり口調で喋る。

自分で自分が嫌になる。

 

昨日TVerで見た金八先生で、いつも大人しい丸山しゅうという生徒が、覚醒剤を打ってから

喋り方が変わる

「うっせーな、ここは空気がわりーな、」

あんな大人しい、しゅうが…

 

僕は覚醒剤を打ってないのに変わった。笑

 

工場に到着。

2人は先に積んでいる。僕は遅れながら行く。

僕はまだ覚醒剤を打った丸山しゅう状態だ。

 

そしてGさんから聞いた。

「僕、今日2台宵積みせなあかんのですわ」

「えっ、そうなん⁉️」

「はい、だから、もう1回乗り換えてきます」

「そかそか大変やな、ほな積んだらすぐ帰って」

 

 

 

 

 

 

Gさんが9時に来たのは、もう1回宵積みがあるからだった、Y君と時間合わせたのも、同じ現場の荷物を積むからだった。

 

全て僕の勘違い。

被害妄想だった。

 

僕は

物事を冷静に捉えて話を最後まで聞かずに、

勝手に悪く考えてしまう節がある。

 

自分のダメな所である。

 

ただ言わして欲しい。

 

僕は、寂しかっただけだ。

 

僕はさみしがり屋なんだと

あらためて思った。

 

「うさぎは寂しいと死んじゃうんだから」

ドラマひとつ屋根の下の、

こゆき(酒井法子)

のセリフを思い出してしまう。

 

僕もうさぎ…

 

いや、牛だ。

 

僕は丑年生まれだった。

 

牛のように、肝っ玉どしっとしとこと思った。

 

けして、

 

も〜も〜言わないようにしよ。

 

 

帰りにY君に黒丸PA

『野菜たっぷり黒丸ちゃんぽん』990円を

ご馳走しました。

 

「いいんですか❓」

「いいよいいよ、いっぱい食べてな〜」

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ごめんねY君。

 

 

さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。