先日、積み込み先の工場で僕が積み込みをしていたら、同僚Gさんもやってきた。
「おはようございます」
「おはよっす」「えっ、どしたん?」
Gさんは腰に手を当てながら痛そうにゆっくり歩いてきた。
「いや昨日ね……」
話を聞くと、家の階段から落ちたらしい。
最上段から落ちたわけではなく、残り4.5段ぐらいのところでズルっと滑って腰と背中を強打したと。
「いたたたた、それは痛いな〜」
「はい、ちょっとこれみてください」
Gさんの腰の少し下辺りを見たら、
ぼっこーん!腫れてるんですよ!
「うっわ、めっちゃ腫れてんで!大丈夫なん」
「腫れて熱も持ってます」
「骨が大丈夫やったらええけど」
「それがね、なんで滑ったかっていうと」
「うんうん」
「階段に嫁の上衣が置いてあったんですよ!それを踏んで滑ったんです」
「ありゃま、それは危ないな」
「嫁にブチ切れました!笑」
「いやでも、見えへんかったん?階段の電気つけた?」
「いや、付けずに真っ暗で降りました」
「うーん、それやったら、どっちもどっちやな笑」
「それもビニールのツルツルの生地の上衣やったんですよ」
「それは滑るわ!ほんであれやろ!なんでこんなとこに安物のビニールの上衣置いとんねん!って奥さんにキレたら、あんたの給料安いしや!って返されて、すまん!って言うたやつやろ笑」
「アハハハハ」
なんて冗談を言える感じで良かった。
打ち所が悪かったら大怪我になってます。
それから2日ほど、
Gさんは腰の腫れも引いて大丈夫な感じでした。
しかし、今日。
Gさんから電話があって、
「すみませんともさん。明日の宵積み変わってもらえませんか?」
僕は明日仕事がなくて休みの予定。
「かまへんけど、どしたん?」
「なんかね、くしゃみした時に背中がピキンってなって、それから動けなくなりまして…」
「ええーー!」
「なんとか病院に行ったら、脊髄は大丈夫やけど、どこかが骨折してるみたいで」
「それはえらいこっちゃー」
「なので運転も危なくて」
「そら危ないわ、うんうんわかった!大丈夫やで!オレ行ってくるわ!」
「すみません、こんな大雪の時に…」
「あ、うんうん 大丈夫大丈夫。とりあえずゆっくり安静にして」
ということで、Gさんがちょっと動けなくなってしまい、急遽僕が明日宵積みに行くことになりました。
明日も大雪やし休みでラッキー✌️なんて
思ってたのに……笑
明日滋賀県までどうやって行こ。泣
よし!雪道かかってこいや!
さぁ明日も安全運転で頑張ろっと。