〚8時30分〛
近所にある『なか卯』へ朝ごはんを食べに行く。
食券を買ってカウンター席に座ると 厨房から
「席でお待ちくださーい」と声を掛けられた。
まわりを見渡すと、僕と同じ食券を握りしめて待っている客が2組いた。
どうやら従業員は一人で、ホールと厨房を切り盛りしているようだ。
しばらく待って「おまたせしました」とやってきた従業員は、ぽっちゃりした20代くらいの女性だった。たぶんアルバイトだろう。
「目玉焼きベーコン朝定食、少しお時間かかりますがよろしいでしょうか?」と聞いてきたので
「慌てなくていいよ」と言ってあげた。
しかし、こんな日にかぎって、客が次から次へと入ってくる。神様はこの子に試練を与えてるんだなと思った。
ていうか、この店の店長よ、日曜日の朝にワンオペでさすなよ!ブラックが過ぎるぞ!と思ったが、もしかして、もう一人来るはずのアルバイトが、熱が出た!とかで急遽来れなくなったのかもしれないな。
そんなことを考えていたら、
「おまたせしました」と料理が届いた。思ってるより早かった。食べながら厨房に目をやると、ぽっちゃり女の子の従業員はテキパキ動いていた!すげぇ!やるな!
まるでサモ・ハン・キンポー並の動きだ!
頑張れサモハン!食べながら応援していた!
電話がずっと鳴っているがサモハンは無視!
そらそうだ、客が5組も待っていて一人で切り盛りしているのに電話なんか出れるかー!である。
しかし容赦なく客は次々とやってくる。
サモハンもフル回転だ。ほんま気の毒で、手伝ってあげたくなるが、たぶん素人が手伝ったら、逆に足手まといになるだろう。
「ちょ、なんぼ客入ってくんねん!日曜日の朝は家で食えや!つーか、朝マックでも行けや!」
僕が従業員なら思っているだろう。笑
目玉焼きベーコン朝定食を食べ終わり、僕はサモハンに「ごちそうさま」とだけ告げ店を出ようとしたら、「ありがとうございました!またお待ちしております」と返してくれた。
いやいやいや、この状況で、そんなことまで言ってくれるなんて、仕事とはいえ、サモハン、君は接客も満点やぞ!頑張れよ!サモハン!
ていうか、さっきからサモハンって、めっちゃいじってるやん!笑
とりあえず『燃えよデブゴン』が観たくなった
日曜日の朝でした。笑
〚9時30分〛
いつもよく行く温泉施設へ行く。
かけ湯を ちゃっちゃと済ませ早速サウナルームへ入ると、すでにそこそこ人がいた。くたびれたジジイと冴えない中年ばっかりである。
その1人は紛れもなく僕である。
『黙浴』なので、みんな無口で静かだ。
唯一 設置されたテレビの音声だけが流れている。
6チャンネルに合わせてあり、
日曜日の朝9時30分 6チャンネルといえば、
関西では戦隊ヒーローもの、
【ブンブンジャー】が放送されているのだ!
そのブンブンジャーを
くたびれたジジイと冴えない中年が
全員でじっと観るという!笑
汗をかきながら裸で見てるという!笑
温泉施設の方に言いますわ!
日曜日の朝、サウナの中のテレビを6チャンネルにするのはやめてくれ!笑
せめて、サンデージャポンにしたってくれよ!
でも意外とみんな
ブンブンジャー楽しんで観てたりして。笑
【15時30分】
行きつけ美容院にカットへ行った。
店長とは10年以上の付き合いで気心知れた仲だ。
店長がアマプラで最近解禁された
アニメ映画『BLUE GIANT』を早く帰って観たいと言っていた。
僕は全然興味なかったが、あまりに熱く語るので、ちょっと観てみよっかなぁ…って一瞬思ったが、たぶん観ない。笑
ひと通りヘアカットが終わったが、
左側の もみあげの幅が、ちょっと広いかな?と気になったので、店長に言うと、
「ともさん、そこはともさんの聖域なので…」
と言われた。
というのも、前にもみあげを揃えてもらった時に、切りすぎやねん!とプチクレームを入れたことがあった。
そう、僕はもみあげには拘りがある。なにせ、
でかい顔を少しでも小顔に見せるために拘り抜いてるのだ。
その僕が、ちょっと幅が広いと気になった。
「ちょっとだけ切ってくれへん?」
「いいんですか聖域に踏み入れて」
「かまへん、ちょっとずつ切ってな」
「分かりました」
店長はクシとバリカンを使いミリ単位で もみあげをカットしてくれた。
結果は、ちょーいい感じになった!
*3/11撮影
「店長、俺のサンクチュアリへの入場、永久許可する」
「あ、ありがとうございます」笑。
そんなことで、僕はこれからも、もみあげを拘りぬいていくつもりだ。
目標は京本政樹さん。
さらには北大路欣也さん。
最終的には
ウルヴァリンを目指している。笑
もちろん冗談だ。笑
以上、3/10日曜日の日記。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。