トラック運転手ともさんの日常

このブログは51歳トラック運転手が日々感じたことの記録です

最初から仕組まれたことやん!

昨日は3日ぶりのお仕事。

同僚M氏が僕の横乗りでした。

M氏と会うのも久しぶり。

「なんかジジイが荷主の〇〇にブチ切れしよったらしいで」

「あ、知ってます」

「もう撤退じゃーって言うたらしい」

「ですね」

「ほんまアホちゃうか、ただでさえ暇でやばいのに、さらに追い打ちかけるって」

「なんか、配車が無茶苦茶言ってきたらしいです」

 

ジジイとは我社の元社長で、現在は社長職を退いているが、実際は全ての決定権があり。

我々はジジイの言う通りに動く駒である。

 

今回ジジイがブチ切れた内容も

確かに、荷主の酷い配車だった。

そんな安運賃で、できるかー‼️の内容だった。

ジジイがキレる気持ちも分かる。

 

しかし唯一の荷主に会社のトップがブチ切れし、

「やめじゃ」と啖呵をきったわけである。

 

終わった…

 

正直、終わった…

 

これについて、

午後に、緊急ミーティングがある。

どんな話になるのか…

まぁ、ミーティングと言っても毎回、ジジイの独演会、いや毒演会である。

僕らが意見するスキもなく。「はい…」「そうですね…」と適当に相槌をうつだけである。

というのも、下手に意見しても、

ジジイに遮られて、気分が悪くなるのがオチなので。

 

「ミーティング、なんの話やねん、気が重いよな〜」

「ほんとですよね〜、もう会社を閉める話だと思いますよ」

「そうやろな…」

「ていうか、わたし、ジジイに1週間前にこんなこと言われまして…」

 

 

「M君、きみは手先が器用やから、運転手より、作業が向いてるんちゃうか」

「はい、、どちらかと言えば…そうですね」

「お掃除本舗とかやってみたらどうや?」

 

出た‼️お掃除本舗‼️僕も前に言われたことが

あったが、やる気無しアピールをしまくったので、僕にはもう話がこない。

 

「はい、そうですね。やってみたい気もします」

 

M氏はやりたい意志をみせた‼️

 

「そうか、やるなら、個人でやるか、法人でやるか、どっちがいい?」

 

M氏は、法人でやったら会社ぐるみになるから、僕や他の同僚に迷惑がかかると思い、

 

「やるなら個人でやります」

「そうか、実はな、説明会を予約してるんや、僕と一緒に行ってくれへんか」

 

なんと、ジジイはお掃除本舗の説明会を先に予約していたのだ。

 

「分かりました」ということで、ジジイと2人で、お掃除本舗の説明会に行ってきた。

 

結果は、

お掃除本舗FC店に加盟する場合。

初期投資が、色々合わせて約500万円もいる。

お金を借りて始めたとしても、

ざっくり、月に60万からの売り上げがないと

やっていけない。

 

なんのツテも技術もないM氏には

パンツ一丁でアマゾンの森で暮らすぐらい

デンジャラスなことである。

 

ということで

お掃除本舗は見送りになり、とりあえず、先に技術を学べと、ジジイに言われ、

お掃除関連の会社を探すということになったらしい。

 

「えっ、ちょ、待って、てことはM氏は、会社から追い出されるってことやん‼️」

「そうなんですよ……」

 

たしかに、運転手には向いてないM氏だったが、

こんな感じに話が進んでいたとは思わなかった。

 

「これってさ、全部ジジイに仕組まれたことやんな」

「はい、おそらく暇な状況なんで、運転手を1人でも減らそうという魂胆ですね」

 

「いやいや、お掃除本舗を進めてるジジイが、先ずM氏をお掃除しようとしてるやん!」

 

「あははは笑上手い!そういうことです」

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そんなことで、

我社は、いろんなことが起こっておりますが、

平常心を保ち、明日も安全運転に努めたいと思います。

 

ミーティングの内容は

また後日報告します。