この12月、師走の忙しいはずの時期なのに、ええおっさんが、ど平日、仕事がゴリゴリ休みになりました。
まぁそんなことは今まででも多々あったが、
いうて、誰かは休んでても、誰かは動いている状況だったのが、ここへきて、いよいよ箱車が全員止まるという日々が続いた。
原因は我々が運んでいる住宅建材。家が売れなくなってしまい、荷物が少なくなってしまったのはもちろだが、取引先にたてつくような態度をジジイ(元社長)が、とり続けた結果、いの一番に荷物をまわしてもらえなくなったのもあるのだ。
これはジジイ本人も自覚があるようで
「僕のせいや」と言っていた。
そんなことで、連休が続いてる中、同僚Y君と一緒に「大阪モーターショー」に行く約束をしていたので、待ち合わせ時間を決めるためにY君に電話をかけた。
「久しぶり。何してた?」
「やばいですよ!連日、快活CLUBに行ってます」
快活CLUBとはネットカフェみたいな所である。
「そやんな、やることないわな。俺も映画ばっかり観てるわ」
「これだけ休んだら、メンタルがおかしくなってきます」
「わかる〜俺は、毎日ボケ〜としててもアカンと思って、ウォーキングしてるで」
「いやぁ、そのメンタルの強さ感心します。僕なんか、朝、吉牛でめちゃくちゃ食べて、昼も快活CLUBで(トルコライス)食べたりして、もう食欲がバカになってますもん笑」
「トルコライスはカロリー高いけど、めちゃくちゃ美味いやつやん!いやいや、俺こう見えて、メンタル弱いから、ていうのも、なんか息苦しいときあったから笑」
「ええええ」
「たぶん、過呼吸になってんねん!元気を装ってるけど、心は付いてきてない、みたいな」
「あ〜分かります。僕も会社にほっとかれてるような感じがして、鬱になってます」
「うんうんわかるわかる!ほんまなぁ、なんちゅう会社ねん!取引先と上手にやっていかないジジイが悪いねん!まぁ月曜日、会社で色々話あるみたいやし、何か動きがあるかも」
「ですよね。このままやったら会社もやばいでしょ」
「いつまでも、仕事ないのに俺らの給料を補償できひんやろうしな」
「ですよね」
「まぁ、そこはジジイが考えることやし、気にしやんとこ。それはそうと大阪モーターショーに行く段取り決めようや」
「はい、そうしましょ」
僕とY君は、
お互い、心に空いた穴を埋め合うように話した。
そして気持ちが楽になった。
そんなことで
今日は『大阪モーターショー2023』に行って
楽しんできまぁす。
読者の皆様、良き日曜日をお過ごしください。